烏ヶ山雪中登山

2025-02-11
〈メンバー〉
ひーぼーさん(リーダー)、スマイルさん、てつくん(私)の3名

〈コースタイム〉
8:24鏡ヶ成スキー場〜10:50稜線〜13:04-13:15烏ヶ山山頂〜16:29鏡ヶ成スキー場

当日は午前中の天気が悪そうだということで少し遅らせて4時半に茨木を出発。3時間半かけて登山口のスキー場に着きました。
キャンプ場からの直登ルートのつもりでしたが人が入った形跡がなく、トレースのある新小屋ルートを行くことに。雪はモフモフでトレースでもワカンの足が沈みますが、10cmぐらい沈むだけなのでそれほどつらくはありません。
樹林帯の中をトレースに沿ってひたすら進み、じわじわと標高を上げていくといつの間にか急な斜面になってきました。汗びっしょりになりながら稜線に到着。目の前に烏ヶ山山頂のバケモノのようなおどろおどろしい岩塊が目に飛び込みました。カッコええ!

しかし同時に「え、これ登れんの?」と思ってしまいます。とりあえずまだ時間はあるので、そこから滑降するスキーヤー達を見送って先へ進みます。で、間もなく難所が。稜線のトレースが急な崖をトラバースしていてめちゃくちゃヤバそう。ひーぼーさんが「どうします?行きます?」と聞いてくれるのですが、行きたいけど無理っぽい。逡巡しているとひーぼーさんが直登できるルートを見つけてくれてワカンからアイゼンに履き替えて先へ進むことができました。
切り立った稜線は雪庇が発達しており、途中それがいきなり大きく割れて足のすぐ横から落ちていったのにはビビりました。
最後は急な崖を1歩ずつステップを固めながら登り、山頂に到着。周囲は真っ白で景色は望めませんが、大きな達成感を味わうことができました。

下りは同じ斜面を戻るので慎重に慎重に。しかし、今回の核心はここではありませんでした。途中からは緩やかなキャンプ場への直登ルートを帰ることにしたのですが、それが雪深い。1歩ごとに20〜30cmぐらい足が沈んでワカンに変えてもそれほど変わらず、引き抜く足が重くて急速に体力が奪われます。それがおよそ2時間。フラフラになってスキー場に到着。リバウンドした体重をまた落とさねばと心に誓うてつくんでした。

ベテランのスマイルさん、ひーぼーさん、色々学ばせてもらってありがとうございました。