奥美濃 海ノ溝洞(ウノミゾ)沢登り

2024-08-03
メンバー…コトナさん(L)、てつくん(SL)、ハムさん、クリン(記録)

コースタイム…
9:00駐車場→9:30懸垂おわり入渓→10:00〜10:30F1→11:00大釜の大滝
12:20まで待ち休憩→14:00大滝撤退下降→15:50駐車場

感想…
今年も懲りずにやって来ました!
ウノミゾ。

コトナさんとてつくんは、3回目。私もキャニオニングを入れたら3回目。前回は秋でコトナさんとてつくんは大滝登攀までできましたが(私は登攀出来ず)、私が低体温症となり撤退。

ハムさんは、ウノミゾのキャニオニングはしましたが、遡上は初。

皆、ウノミゾマニア(笑)
それくらい、ウノミゾには魅力があるのです。

川浦渓谷の駐車場にて、装備を整え出発。
近くにいた、沢屋とおぼしき若者2名に声をかけたところ、彼らは4回目のチャレンジ。大滝までしか行けてないとのこと。やはり手強いぞ。ウノミゾ。 

てつくんが、この前行った神童子はめっちゃ水が少なかった…と言っていたので、水が少ないことを祈る。
それに気温も高いので、行動もしやすいはず!
なんとか大滝突破してその先に行きたい。

橋を降りて、懸垂下降にてすぐに入渓地点に到着。
すでにウノミゾらしい景観。澄み切った水に狂喜乱舞の4人。

水の冷たさや、想像に反して水量が多い事に不安を抱えつつ、第一の難関であるF1に到着。
「え、めちゃ水量おおいやん(;´Д`)」
前回より、確実に水量が多くビビリモード。(しかし、2名の若者によると彼らの歴代で一番少ない水量とのこと…)
そんな中頼れるリーダーコトナさんがリード。
水圧に苦戦しつつ、左岸を上手くステミングして突破。
さっすが〜とギャラリーは拍手。
他のメンツは…すったもんだしながら、コトナさんに引き上げられなんとか突破^^;
私に至っては、水の強さに負けて、全く動けず、コトナさんとてつくんに上からお助け紐にて引き上げられ、一本釣り状態(泣)すいません(T_T)

その後はウノミゾの異空間ゴルジュに酔いしれながら進む。
本当に素晴らしい渓相で圧巻。
ここは日本?と思うくらい。
水は澄みきっており、なんとも言えないブルーやグリーンに光っている。
せまりくる圧倒的なゴルジュ。



ここまで来れないと見れない景観。
しかし…泳いで泳いで…寒い〜
猛暑の日本列島を忘れ去る寒さ。

さて、本日の最大の目的の一つである大滝に到着。
澄み切った大釜、大きな滝。
水結構多い。

先行パーティーが2組おり、どのパーティーも苦戦。何度も落ちては取り付く彼ら。すっかりギャラリー感覚で「頑張れ〜」と他人事^^;
ここでかなり待ち時間を取ってしまい、もう撤退しよか?との話も出ましたが、せっかくやから、登ろか?と。
コトナさんがリード。
サクサクっと下部の核心を越えた!こりゃいけるぞ!とギャラリーは沸いたが、惜しくも上部で滑って滝壺に落下。その後何度かチャレンジするが珍しく苦戦。腕がパンプして、撤退。
続いててつくんがリードチャレンジ。
下部を越えれず撤退。

最後のチャレンジと再度コトナさんがリード。
今回は突破!
凄い!



私もフォローでチャレンジ。
秋の時は寒さで、冷静に岩の様子が見れなかったが、今回はそれなりに観察できる。なんとか核心の下部突破。上部はごぼうでクリア。
前回登れなかった大滝を登れたので感無量。
しかし…それからがヤバかった^^;
滝を登りきった所で、気が抜けて転倒。そこは、洗濯機のように、水が渦巻いていて…
私は、まるでケバブの肉のように、ロープとともにぐるぐる回り…4回転はしました。
水をしこたま飲み「やばい。死ぬ」と思っていたら、コトナさんが引き上げてくれました…
上に引き上げられても、三半規管がぐるぐるで動けない状態でした…
怖かった。助けてくれたコトナさん神。

沢の怖さを再認識。

その後てつ君、大滝チャレンジしましたがあえなく撤退。
ハムさんは、体調不良で断念。

今回も大滝で撤退となりました。
この先のチョックストーンは課題です。

帰りはキャンプ場まで、キャニオニングで帰りました。

色々な課題を残した遡行でした。
またチャレンジしたい!