西山谷で滝修行

2024-07-15
山行日:7月15日(月)
メンバー:おーさん(L)・クリンさん(SL)・トシさん・てつ君・チョロさん・ノジマ(記録)

CT:8:30千丈谷入口ゲート(装備装着)→8:54出発→ 9:16 F4/12m(登攀)9:57→10:18西山大滝20m (登攀)11:55→13:10 愛情の滝(昼休憩)13:40→14:25六甲ケーブル山上駅14:55→16:02六甲ケーブル下バス停(乗車)16:13→16:28阪急六甲駅

前日の沢講習が中止になったので、予定の空いている会員で西山谷に行くことになりました。集合に小さなハプニングはありましたが、予定通りに入渓。六甲最難関?といわれる西山谷に挑戦です。

最初の滝F4は約12m。しかし最近の雨で迫力満点の水量。さっそくリーダーとサブリーダーが巻き道から滝上に登って支点を作り、トップロープを落してくれました。

すごい水量の中、「ファイト―!いっぱぁ~つ!」とでも言わんばかりに懸垂下降してくるおーさん


水量が多いので難易度爆上がりですが、トップロープにおーさんのビレイで、それぞれ自分のレベルに合ったチャレンジが出来ます。ふれんず最弱ノジマもチャレンジしましたが、5秒でギブ!水が凄くって(笑)

その後、登攀予定だった「ふるさとの滝」は水量が多く断念しましたが、西山大滝でF4と同じく「トップロープ+ビレイ」で滝修行大会。

人影を見失う程の水量


滝芯に真っ向勝負するクリンさん、右岸に避けるルートをとるトシさんとチョロさん、てつ君は左岸にルートを取ってました。同じ滝でも皆さん、それぞれですねェ~。あ、因みにノジマは全然水のない右岸の岩棚をクライミングしました!これも楽しかったですよ~♪

その後は、レンガ造りの名物第7堰堤で記念写真を撮ったり、おーさんプレゼンツの挽きたてコーヒーを味わったりしながら、予定通りに遡行終了。銭湯に寄ってさっぱりした後、サイゼで楽しい反省会となりました。

ラピュタの様な雰囲気のある第7堰堤



道迷いが多いと言われる西山谷。リーダーおーさんが綿密に下調べをして下さいましたが、それでも現地では悩む。その度にサブリーダーを始めメンバー全員と相談し協力し合う山行は、まさに「一座建立」。とても充実した一日を過ごすことが出来ました。


ただ反省点がひとつ。最後尾のてつ君が、先行者を見失い(少しの間ですが)道迷いになった事です。(※数人が引き返して無事合流)

はぐれていた時間は15分程度かと思いますが、てつ君は「登ったり戻ったり、結構ウロウロした」「何度も笛を鳴らした」との事。そして「ウロウロ中に転倒した」

道迷いはケガの危険性が上がるというのは真実なんだ!と実感。必ず姿が見える範囲で動かないといけないなと痛感しました。

あと、てつ君が何度も鳴らした笛が効果を発揮しなかった事実。これは、落石の「ラクー!!」と同様、「笛が鳴るかもしれない」と言う心づもりがないと「鳥がよく鳴いてるなぁ~」(クリンさん談)としか聞こえないんだと学びました。次回以降の山行に活かしたいと思います。

最後になりましたが、ピッカピカの新入会員チョロさんは、後半濡れた50mロープを率先して担いで下さった事を申し添えておきます。皆さん!期待の新人さんですよぉ~♪