大峯奥駆道(5分の5 玉置神社~熊野本宮)

2024-05-05
山行日:2024/5/4~5/5
参加者:マングース(ソロ)
行 程:
<1日目(2024/5/4) 天気:晴れ>
奈良交通バス 折立停留所13:30~玉置神社 15:55着16:20発~玉置辻16:40着(テント泊)
<2日目(2024/5/5) 天気:晴れ>
玉置辻5:45発~大森山 6:55着7:05発~五大尊岳8:35着8:45発~大黒天神岳 9:45~七越峰11:55着12:00発~備崎橋 12:50~大斎原(おおゆのはら)~熊野本宮大社前13:20着

大峯奥駆道、3年前のGWに全縦に挑戦しましたが、体調不良により途中敗退しずっと心残りでした(詳しくは2021/4/30~5/3のブログ「大峯奥駆道(5分の4で途中リタイヤ)」を参照ください)。
そこで今年のGW後半時間が取れたので、宿題として残っていた玉置神社~熊野本宮の約20㎞の区間を踏破してきました。

1日目、玉置神社までのアクセスのため、奈良県の近鉄大和八木駅から和歌山県のJR新宮駅までを結ぶ高速バス以外の路線バスとしては日本一の走行距離(169.8㎞、停留所数168カ所)を誇る奈良交通・八木新宮特急バスに途中のJR五条駅から乗車し、十津川の折立(おりたち)まで約3時間の長いバス旅を経て登山口に向かいます。
折立から歩行開始し約2時間半で玉置神社に到着。玉置神社は大勢の観光・参拝客で賑わっており、既に夕方16時を過ぎているのに駐車場も満杯です。3年前の途中リタイヤの際、玉置神社のご加護?で親切な男性3人組の車で大和上市駅まで送ってもらったお礼のため玉置神社にお参りし、飲料水を確保してから玉置辻に向かいました。
玉置辻の駐車スペースは、テント泊適地なのですが本日は私一人のみの宿泊です(翌朝玉置神社方面から本宮に向かう方に聴くと、玉置神社の駐車場は20~30張のテントで一杯だったとのこと)。
一人なので、晩酌と食事をささっと済ませ19時過ぎには寝袋に入って明日に備えました。
<玉置神社の神代杉(樹齢3千年のご神木)>

2日目、今日も晴れて風も穏やかです。玉置辻から歩き始めて約1時間強、大森山まではそれなりの登りですが、それ以降は多少のアップダウンはありますが終始下り基調で本宮に向かいます。
この日のコース後半にさしかかると木々の間から熊野川の河原が見え始めます。吉野から通しで歩いていたら「あともう少し!」と勇気づけられることでしょう。
<コース後半から見えた熊野本宮大社旧社地「大斎原」(おおゆのはら)>

ここ暫くの間ちゃんとした山歩きをしてなかったので、本宮に着くのは16時前と計画していましたが、体調も良かったので13時20分には熊野本宮大社前のバスターミナルに到着しました。この日は予約していた湯の峰温泉の宿に15時前に入り、源泉かけ流しの温泉とお酒を堪能しました。
<大斎原の大鳥居>

追伸:翌日、往路と同じ奈良交通・八木新宮特急バスを利用して帰阪したのですが、湯の峰温泉のバス停では、多くの欧米人がバス待ちをしていました。熊野古道歩きが目的なのでしょうか?京都や大阪にかぎらず、日本のいたる処で外国人観光客をみかけます。