2024年度 春合宿 五竜岳
2024-05-04
【日程】
2024年5月4日~5日
【メンバー】
スマイルさん(L)・クリン(SL・記録)・ハムさん・トリピーさん・としさん・カスタムさん・おーさん の計7名
【CT】
《5月4日》
駐車場よりゴンドラにて(8:45)白馬五竜アルプス平→(9:30)地蔵の頭→(11:15)小遠見山→(11:45)中遠見山→(12:50)大遠見山 テント泊
《5月5日》
(3:40)大遠見山→(4:23)西遠見山→(5:40)五竜山荘→(7:10)五竜岳<休憩25分>→(8:40)五竜山荘→(9:30)西遠見山→(10:05)大遠見山→(11:40)中遠見山→(12:12)小遠見山→(13:23)白馬五竜アルプス平 ゴンドラにて駐車場へ
【感想】
各自事前トレを行い挑んだ春合宿について報告します。
配車はスマイル号とクリン号に分かれ、前夜泊し当日の朝にサンサンパーク白馬に集合。装備分けを行い出発。
五竜のゴンドラは思ったほど混んでおらずスムーズに乗車。
一気に1532メートル地点!
着いたとたんから暑い('◇')ゞ
快晴のなか汗をかきながら、本日の目的地である大遠見に進む。
融雪が進み、地面や藪や岩場が所々に露出しアイゼンでの歩きに疲労(^^;
重荷にへこたれながらも、昼過ぎに大遠見に到着。
すでに整地されたテン場があり、ありがたく使用させてもらう。
しかし・・・とにかく絶景のテン場!!
鹿島槍・五竜・白馬三山がこれでもか!と見えまくる。最初はきゃーきゃー言いながら撮影大会していましたが、その内見飽きてきたw
ま~とにかく贅沢なテン場です。
スマイルさんのご指導のもと、テン場の整地の仕方や風よけのブロックの作り方などを教わる。結構大変な作業で1時間以上時間がかかった。テント設営後は外で食事を摂るための雪のダイニングセットを作った。(もちろん絶景トイレも作成して頂きましたw)
夕刻時、五竜岳の沢筋より地響きがする。見ると岩雪崩が起きていた。遠くから見ていても恐ろしいほどの岩雪崩・・・あんなのに遭遇したらひとたまりもないな・・・と明日の登頂に対し不安を感じる。その後救助のヘリがやってきて旋回していた。岩雪崩に巻き込まれた人がいるのか?と心配になる(後で調べるとヘリは別の救助のようでした)
五竜岳に本日登頂された方々にお聞きする感じでは、五竜岳への核心部はステップが刻まれておりザイルを出す必要はなさそうであるが、念のために、雪訓を行った(スタカット・フィックスにての登下山・トラバース練習)短い時間であったが、明日が本番であるため皆真剣に練習し良い時間となった。雪が緩む前に核心部は下山せねば。と新ためて思う。
そうこうしているうちに良い時間となったため、水作りを行い、恒例の味噌鍋を囲みながらの宴会。
明日は早出のため、20時には就寝。
翌朝2時に起床。鍋の残りで餅雑炊を作る。
なんといっても早出が必須の今回の行程。ヘッデンを灯し3時30分過ぎに出発。
すぐに薄明りとなり、西遠見を過ぎたあたりで日の出が見れた。
その後急斜面の雪面をトラバースするが、しっかりとしたトレースがあり雪も締まっているのでサクサク歩ける。荷も軽量なので、めちゃくちゃ楽チン。
五竜山荘に着き、これからが本番。
まずは急斜面の雪渓トラバースがあり、アイゼンの爪をしっかり踏み込み、ピッケルを使い慎重に進む。
その後、岩場を登る。頂上直下の傾斜50度はあろうかという核心部は、ガッツリステップが刻まれているし、雪も締まっているので、皆さん安定して登れていた。
最後は緩い傾斜を登り、五竜岳山頂到着!
剱岳がそびえ、最高の景色。360度ぐるりの絶景。二十歳の大学山岳部の若者としばし談笑する(おばちゃんは終始笑顔w) 彼らは今回A沢(Aルンゼ)にいくつもりであったが、昨夕の岩雪崩で中止にしたとのこと。昨日行かなくて良かったと心から思う。どのタイミングで事故に遭遇するのか?人生はわからない…
記念撮影したり山頂で25分程ゆっくり休憩したので下山。下山路はリーダーにお願いして、私がトップを歩かせてもらった。核心の直下の急登の下山も、ステップを確実に降りることにより、フリーで下山できた。後続者の足取りを見て、適宜アドバイスを行った。その他も問題なく通過。
大遠見に戻り、テントを撤収し重荷を担いでの下山。
いつも思うのであるのだが、減っているはずの荷物やのに、なんでこんなに重いんでしょ?
なが~いなが~い遠見尾根をヒーコラ言いながら、ゴンドラ終着駅まで下山。
あ~しんど。
下山後、温泉に入り、スマイル号は白馬で焼肉を食べ車中泊。クリン号は安曇野で絶品スープカレーを食べそのまま深夜帰宅しました。
各自色々な課題を感じつつの合宿になったとおもいます。
しかし…この暑さはなんなんでしょうか?
夏です(^^;
このままでは今後のGWの雪山は無理になりそうです。ハムさんは来年からはGWは沢やな。と言ってました。でもほんまにそうなりそう(-_-;)
そして、日差しでまた日焼けしました(*T^T)
リーダーのスマイルさん。ご準備等々本当にありがとうございました。そして皆さん、楽しい2日間をありがとうございました。
☆彡着いた~ 皆満面の笑顔
☆彡核心部(直下の急登)
☆彡この上ない絶景テン場
2024年5月4日~5日
【メンバー】
スマイルさん(L)・クリン(SL・記録)・ハムさん・トリピーさん・としさん・カスタムさん・おーさん の計7名
【CT】
《5月4日》
駐車場よりゴンドラにて(8:45)白馬五竜アルプス平→(9:30)地蔵の頭→(11:15)小遠見山→(11:45)中遠見山→(12:50)大遠見山 テント泊
《5月5日》
(3:40)大遠見山→(4:23)西遠見山→(5:40)五竜山荘→(7:10)五竜岳<休憩25分>→(8:40)五竜山荘→(9:30)西遠見山→(10:05)大遠見山→(11:40)中遠見山→(12:12)小遠見山→(13:23)白馬五竜アルプス平 ゴンドラにて駐車場へ
【感想】
各自事前トレを行い挑んだ春合宿について報告します。
配車はスマイル号とクリン号に分かれ、前夜泊し当日の朝にサンサンパーク白馬に集合。装備分けを行い出発。
五竜のゴンドラは思ったほど混んでおらずスムーズに乗車。
一気に1532メートル地点!
着いたとたんから暑い('◇')ゞ
快晴のなか汗をかきながら、本日の目的地である大遠見に進む。
融雪が進み、地面や藪や岩場が所々に露出しアイゼンでの歩きに疲労(^^;
重荷にへこたれながらも、昼過ぎに大遠見に到着。
すでに整地されたテン場があり、ありがたく使用させてもらう。
しかし・・・とにかく絶景のテン場!!
鹿島槍・五竜・白馬三山がこれでもか!と見えまくる。最初はきゃーきゃー言いながら撮影大会していましたが、その内見飽きてきたw
ま~とにかく贅沢なテン場です。
スマイルさんのご指導のもと、テン場の整地の仕方や風よけのブロックの作り方などを教わる。結構大変な作業で1時間以上時間がかかった。テント設営後は外で食事を摂るための雪のダイニングセットを作った。(もちろん絶景トイレも作成して頂きましたw)
夕刻時、五竜岳の沢筋より地響きがする。見ると岩雪崩が起きていた。遠くから見ていても恐ろしいほどの岩雪崩・・・あんなのに遭遇したらひとたまりもないな・・・と明日の登頂に対し不安を感じる。その後救助のヘリがやってきて旋回していた。岩雪崩に巻き込まれた人がいるのか?と心配になる(後で調べるとヘリは別の救助のようでした)
五竜岳に本日登頂された方々にお聞きする感じでは、五竜岳への核心部はステップが刻まれておりザイルを出す必要はなさそうであるが、念のために、雪訓を行った(スタカット・フィックスにての登下山・トラバース練習)短い時間であったが、明日が本番であるため皆真剣に練習し良い時間となった。雪が緩む前に核心部は下山せねば。と新ためて思う。
そうこうしているうちに良い時間となったため、水作りを行い、恒例の味噌鍋を囲みながらの宴会。
明日は早出のため、20時には就寝。
翌朝2時に起床。鍋の残りで餅雑炊を作る。
なんといっても早出が必須の今回の行程。ヘッデンを灯し3時30分過ぎに出発。
すぐに薄明りとなり、西遠見を過ぎたあたりで日の出が見れた。
その後急斜面の雪面をトラバースするが、しっかりとしたトレースがあり雪も締まっているのでサクサク歩ける。荷も軽量なので、めちゃくちゃ楽チン。
五竜山荘に着き、これからが本番。
まずは急斜面の雪渓トラバースがあり、アイゼンの爪をしっかり踏み込み、ピッケルを使い慎重に進む。
その後、岩場を登る。頂上直下の傾斜50度はあろうかという核心部は、ガッツリステップが刻まれているし、雪も締まっているので、皆さん安定して登れていた。
最後は緩い傾斜を登り、五竜岳山頂到着!
剱岳がそびえ、最高の景色。360度ぐるりの絶景。二十歳の大学山岳部の若者としばし談笑する(おばちゃんは終始笑顔w) 彼らは今回A沢(Aルンゼ)にいくつもりであったが、昨夕の岩雪崩で中止にしたとのこと。昨日行かなくて良かったと心から思う。どのタイミングで事故に遭遇するのか?人生はわからない…
記念撮影したり山頂で25分程ゆっくり休憩したので下山。下山路はリーダーにお願いして、私がトップを歩かせてもらった。核心の直下の急登の下山も、ステップを確実に降りることにより、フリーで下山できた。後続者の足取りを見て、適宜アドバイスを行った。その他も問題なく通過。
大遠見に戻り、テントを撤収し重荷を担いでの下山。
いつも思うのであるのだが、減っているはずの荷物やのに、なんでこんなに重いんでしょ?
なが~いなが~い遠見尾根をヒーコラ言いながら、ゴンドラ終着駅まで下山。
あ~しんど。
下山後、温泉に入り、スマイル号は白馬で焼肉を食べ車中泊。クリン号は安曇野で絶品スープカレーを食べそのまま深夜帰宅しました。
各自色々な課題を感じつつの合宿になったとおもいます。
しかし…この暑さはなんなんでしょうか?
夏です(^^;
このままでは今後のGWの雪山は無理になりそうです。ハムさんは来年からはGWは沢やな。と言ってました。でもほんまにそうなりそう(-_-;)
そして、日差しでまた日焼けしました(*T^T)
リーダーのスマイルさん。ご準備等々本当にありがとうございました。そして皆さん、楽しい2日間をありがとうございました。
☆彡着いた~ 皆満面の笑顔
☆彡核心部(直下の急登)
☆彡この上ない絶景テン場