大峯奥駆道(5分の4で途中リタイア)その2
2021-05-01
2日目(5/1) 天気:早朝晴れ、のち午前9時頃から強風と雷雨、雹
小笹ノ宿5:40発~阿弥陀が森6:07~大普賢岳7:05着7:12発~七曜岳8:44着8:48発~行者還避難小屋10:15着11:00発~弥山小屋14:40着(小屋泊)
朝起きると嘘のように風も止み、空も晴れていて意外に好天気模様。隣のテントの方も昨夜の強風には驚いたようで今朝の好天に一安心。昨日四寸岩山でも一緒になった方で「今日は楊枝ケ宿まで行くつもりだけど弥山で断念かも」とのこと。私も本来はその計画です。
気分よく小笹ノ宿を出発。ほどなく阿弥陀が森分岐の女人結界門をくぐり、先ずは大普賢岳を目指します。稜線上に出ると風が強くなり空も曇ってきました。大普賢岳頂上ではまだ弥山が見えていましたが、続く国見岳から幾つかの難所を通過し七曜岳頂上に立った時には既に弥山は雲に覆われて見えません。七曜岳からの下りあたりから雨が降り始め、時々雷鳴が轟くなど天候が急変してきました。黙々と歩き続け、視界もなく強風なので行者還岳ピークには寄らず行者還避難小屋に向かいます。
阿弥陀が森の女人結界門
大普賢岳頂上
七曜岳頂上
行者還避難小屋は広くて綺麗です。行程上中途半端な処でなかったら泊まるのも良いかも(近くに水場(行者雫水)もあり)。ここで大休止。お湯を作ってスープを飲んで身体を温めます。同じくこの小屋で休憩していた単独の方とお話しし色々情報収集しました。この方は奥駆道に詳しく、太古の辻から先の南奥駆道も含め部分的には何度も歩いてられるようです。途中の宿(避難小屋)やテント場の広さ、水場(場所、水量)の状況など教えていただきました。私より見た感じ少し年上で奥駆道全縦走は予てから念願だそうです。年齢的も厳しくなるので昨年のGWに万全の準備をしていたのですがコロナ禍により今年になったとのこと。今回の山行では私と同じような想いの方が沢山いることを知りました。
行者還避難小屋を発った後も強風と小雨のなか弥山に向けて黙々と歩き続けます。本来は、この日弥山、八経ヶ岳を越え楊枝ケ宿まで辿りつきたい計画でしたが、この天候では無理です。山行出発前、悪天候が予想されたので、念のためこの日弥山小屋宿泊の予約をしてきました。行者還トンネル西口からの登山道と出会い、弁天ノ森、聖宝ノ宿を通過し弥山の急登にさしかかると疲労のため足が上がらなくなってきました。未だかおなじ未だかと思いながら休み休み階段を登ります。必死の思いでようやく弥山小屋が見えた時、突然雹(ひょう)がバラバラと降ってきました。結構大粒で顔に当たると痛いです。間一髪で小屋の中に入ることができました。弥山小屋の宿泊予約、正解でした。この天気ではテント泊は無理です。予約してない人は皆さん隣の避難小屋に逃げ込んだようです。
弥山小屋のなかは天国。部屋はストーブで暖かしい、コロナ対策のため一人当たりのスペースもかなり広いです。暖かい晩御飯に缶ビールもいただき、この日はぐっすり眠ることができました。
小笹ノ宿5:40発~阿弥陀が森6:07~大普賢岳7:05着7:12発~七曜岳8:44着8:48発~行者還避難小屋10:15着11:00発~弥山小屋14:40着(小屋泊)
朝起きると嘘のように風も止み、空も晴れていて意外に好天気模様。隣のテントの方も昨夜の強風には驚いたようで今朝の好天に一安心。昨日四寸岩山でも一緒になった方で「今日は楊枝ケ宿まで行くつもりだけど弥山で断念かも」とのこと。私も本来はその計画です。
気分よく小笹ノ宿を出発。ほどなく阿弥陀が森分岐の女人結界門をくぐり、先ずは大普賢岳を目指します。稜線上に出ると風が強くなり空も曇ってきました。大普賢岳頂上ではまだ弥山が見えていましたが、続く国見岳から幾つかの難所を通過し七曜岳頂上に立った時には既に弥山は雲に覆われて見えません。七曜岳からの下りあたりから雨が降り始め、時々雷鳴が轟くなど天候が急変してきました。黙々と歩き続け、視界もなく強風なので行者還岳ピークには寄らず行者還避難小屋に向かいます。
阿弥陀が森の女人結界門
大普賢岳頂上
七曜岳頂上
行者還避難小屋は広くて綺麗です。行程上中途半端な処でなかったら泊まるのも良いかも(近くに水場(行者雫水)もあり)。ここで大休止。お湯を作ってスープを飲んで身体を温めます。同じくこの小屋で休憩していた単独の方とお話しし色々情報収集しました。この方は奥駆道に詳しく、太古の辻から先の南奥駆道も含め部分的には何度も歩いてられるようです。途中の宿(避難小屋)やテント場の広さ、水場(場所、水量)の状況など教えていただきました。私より見た感じ少し年上で奥駆道全縦走は予てから念願だそうです。年齢的も厳しくなるので昨年のGWに万全の準備をしていたのですがコロナ禍により今年になったとのこと。今回の山行では私と同じような想いの方が沢山いることを知りました。
行者還避難小屋を発った後も強風と小雨のなか弥山に向けて黙々と歩き続けます。本来は、この日弥山、八経ヶ岳を越え楊枝ケ宿まで辿りつきたい計画でしたが、この天候では無理です。山行出発前、悪天候が予想されたので、念のためこの日弥山小屋宿泊の予約をしてきました。行者還トンネル西口からの登山道と出会い、弁天ノ森、聖宝ノ宿を通過し弥山の急登にさしかかると疲労のため足が上がらなくなってきました。未だかおなじ未だかと思いながら休み休み階段を登ります。必死の思いでようやく弥山小屋が見えた時、突然雹(ひょう)がバラバラと降ってきました。結構大粒で顔に当たると痛いです。間一髪で小屋の中に入ることができました。弥山小屋の宿泊予約、正解でした。この天気ではテント泊は無理です。予約してない人は皆さん隣の避難小屋に逃げ込んだようです。
弥山小屋のなかは天国。部屋はストーブで暖かしい、コロナ対策のため一人当たりのスペースもかなり広いです。暖かい晩御飯に缶ビールもいただき、この日はぐっすり眠ることができました。