北アルプス黒部源流を巡る山旅 その4
2020-08-01
青空も出てきて快適の一言。
大滝の巻きだけは気合を入れて通過、あとはもう安心です。
稜線へ お花畑の中詰め上がる。 いやーいい気持ち。
無事、中俣乗越に着きました。はしゃぎすぎて、お腹ペコペコでもう疲れました。しかし元気の塊のクリンさんは小屋へ向かう道で「じゃあ明日2時から薬師岳に登ってご来光を見ましょう」と言うじゃありませんか「山のお腹はいっぱい。行けへん」というと「薬師岳行こうって、はむさんが言いだしっぺやで」「いやそれは赤木沢がだめだったとき」となんか漫才のようなやりとりでやんわりお断りしました。
最終日快晴満天の星の中クリンさんは2時に出発、私は日の出前につっかけを履いて小屋横の太郎山に。
薬師東南稜からの日の出 あの偽ピークの向こうにクリンさん
今回、小屋四泊ということで私は食事も三食小屋に頼り、20m補助ロープなどの沢装備、防水カメラ以外のミラーレス一眼カメラなど含めて水以外で約9キロの軽量化。それとずっとミストを浴びているかのような中途半端な天気、暑くなくてよかった。そして何よりも私のゆっくりペースに合わせて歩いてくれたクリンさん。これらが重なってトラブルなく歩き通すことができました。
新型コロナウイルス対策で大変な中営業されている山小屋の皆様、ありがとうございました。