鈴鹿・元越谷遡行
2020-06-30
山行日:2020.06.21
メンバー:ハムくん(L)、クリンさん(SL)、テツくん(記録係)
コースタイム:林道ゲート8:03→入渓8:20→堰堤高巻き8:48→大釜9:06→元越大滝9:13→仙の谷出合10:15→稜線12:19→水沢峠12:50→林道13:37→林道ゲート14:25
私にとっては今年初の沢登り。奈良南部は天気が悪そうだということで前夜に急遽行き先を変更して鈴鹿の元越谷に行くことになりました。私は鈴鹿山脈を登るのも初めてです。
鈴鹿スカイラインを右折して大河原大橋を渡り、デコボコ道をなんとか越えて林道の車止めゲートに7:40到着。すでに2台の車が止まっていて最後のスペースに駐車しましたが、後ろから続々と車が入ってきて彼らは手前まで引き返していました。同じ沢登りの人もいましたが、河原でのバーベキューにも人気の場所なようです。
沢靴とハーネスを装着して出発。バーベキューをしていた家族連れが手を振って見送ってくれます。陽光にキラキラと輝く川に見惚れながら林道を歩き、猪足谷への橋を渡らずに過ぎて間もなく、堰堤の先で入渓。朝は涼しく、川の水が冷たいです。
左岸を歩いて2つの堰堤を軽く越え、3つ目の堰堤を高巻きます。下りは少し高度感がありましたがロープが張られていてそれほど危険は感じずに河原に下りられました。
そこからはゴーロ帯を遡っていきますが、水量が多いようで胸まで浸かるところも。上半身が濡れると歩いて汗ばんできた身体も一気に冷やされて寒さを感じるほどです。
エメラルドグリーンの美しい大釜をへつりで過ぎると間もなく、コース最大の元越大滝15mが見えてきました。やはり梅雨入りからの雨でかなり増水しているらしく、轟音と共にすごい勢いで水が叩きつけるように落ちています。過去の写真では滝の中央に大きな岩が見えているのですが、それも真っ白で見えません。興奮してついいつものように写真を撮りまくってしまいました。
滝の水飛沫に濡れながら左岸側を登っていきます。ここでトップのハムくんはストレートに上がったのですが、後続の私達は踏み跡のある巻道を登り、すぐに合流すると思ったらかなり高いところに出てしまいました。ちょっとした崖道をロープなしで下ることになり、声をかけずに別ルートを取ったことをハムくんから注意されてしまいました。反省。
しかし、ここからのナメと小滝の連続の美しいこと!澄んだ水が白い花崗岩を削って流れ、絵のような景色が続きます。天気は曇がちになってきましたが、周囲の緑や水面の美しさは変わりません。
時にはへつり、時には浸かりながら遡っていき、大きめの滝が見える二股で「あれ?」となりました。GPSを見ると予定より奥の谷に来てしまったようです。ですが、地図を見る限り問題なさそうだったのでそのまま続行。水量が少なくなって緩やかになるのかと思ったら狭いゴルジュ帯に入り、急な滝の横を上がるアドベンチャーなルートに興奮。最後に広い川原を歩き、無事一般登山者が歩く稜線に出ました。稜線近くまで沢が続き、とても楽しませてくれた谷でした。
どこで道を間違ったんだろうと話していたのですが、帰ってから調べると正しいルートだったようで最後まで元越谷を上っていました。
稜線からは曇り空ながら遠く伊勢湾まで見渡せます。花崗岩が崩れた真っ白なザレに松が茂り、山相は六甲によく似ています。
沢靴を脱ぎ、水沢峠から谷に入って少し急な道を下っていき、ジグザグに登り返すと林道に出ました。あとは楽々でしゃべりながら歩き、気がついたら入渓地点を過ぎていて車止めまで戻ってきました。
ペースはほぼ予定通りで早めに下れたのですが、近くの温泉「かもしか荘」は時間短縮で終了時刻がなんと14時半!残念ながら汗を流せずに帰路につきました。
でもでも、本当に楽しい初沢で、強者のお二人に感謝です。ありがとうございました!
メンバー:ハムくん(L)、クリンさん(SL)、テツくん(記録係)
コースタイム:林道ゲート8:03→入渓8:20→堰堤高巻き8:48→大釜9:06→元越大滝9:13→仙の谷出合10:15→稜線12:19→水沢峠12:50→林道13:37→林道ゲート14:25
私にとっては今年初の沢登り。奈良南部は天気が悪そうだということで前夜に急遽行き先を変更して鈴鹿の元越谷に行くことになりました。私は鈴鹿山脈を登るのも初めてです。
鈴鹿スカイラインを右折して大河原大橋を渡り、デコボコ道をなんとか越えて林道の車止めゲートに7:40到着。すでに2台の車が止まっていて最後のスペースに駐車しましたが、後ろから続々と車が入ってきて彼らは手前まで引き返していました。同じ沢登りの人もいましたが、河原でのバーベキューにも人気の場所なようです。
沢靴とハーネスを装着して出発。バーベキューをしていた家族連れが手を振って見送ってくれます。陽光にキラキラと輝く川に見惚れながら林道を歩き、猪足谷への橋を渡らずに過ぎて間もなく、堰堤の先で入渓。朝は涼しく、川の水が冷たいです。
左岸を歩いて2つの堰堤を軽く越え、3つ目の堰堤を高巻きます。下りは少し高度感がありましたがロープが張られていてそれほど危険は感じずに河原に下りられました。
そこからはゴーロ帯を遡っていきますが、水量が多いようで胸まで浸かるところも。上半身が濡れると歩いて汗ばんできた身体も一気に冷やされて寒さを感じるほどです。
エメラルドグリーンの美しい大釜をへつりで過ぎると間もなく、コース最大の元越大滝15mが見えてきました。やはり梅雨入りからの雨でかなり増水しているらしく、轟音と共にすごい勢いで水が叩きつけるように落ちています。過去の写真では滝の中央に大きな岩が見えているのですが、それも真っ白で見えません。興奮してついいつものように写真を撮りまくってしまいました。
滝の水飛沫に濡れながら左岸側を登っていきます。ここでトップのハムくんはストレートに上がったのですが、後続の私達は踏み跡のある巻道を登り、すぐに合流すると思ったらかなり高いところに出てしまいました。ちょっとした崖道をロープなしで下ることになり、声をかけずに別ルートを取ったことをハムくんから注意されてしまいました。反省。
しかし、ここからのナメと小滝の連続の美しいこと!澄んだ水が白い花崗岩を削って流れ、絵のような景色が続きます。天気は曇がちになってきましたが、周囲の緑や水面の美しさは変わりません。
時にはへつり、時には浸かりながら遡っていき、大きめの滝が見える二股で「あれ?」となりました。GPSを見ると予定より奥の谷に来てしまったようです。ですが、地図を見る限り問題なさそうだったのでそのまま続行。水量が少なくなって緩やかになるのかと思ったら狭いゴルジュ帯に入り、急な滝の横を上がるアドベンチャーなルートに興奮。最後に広い川原を歩き、無事一般登山者が歩く稜線に出ました。稜線近くまで沢が続き、とても楽しませてくれた谷でした。
どこで道を間違ったんだろうと話していたのですが、帰ってから調べると正しいルートだったようで最後まで元越谷を上っていました。
稜線からは曇り空ながら遠く伊勢湾まで見渡せます。花崗岩が崩れた真っ白なザレに松が茂り、山相は六甲によく似ています。
沢靴を脱ぎ、水沢峠から谷に入って少し急な道を下っていき、ジグザグに登り返すと林道に出ました。あとは楽々でしゃべりながら歩き、気がついたら入渓地点を過ぎていて車止めまで戻ってきました。
ペースはほぼ予定通りで早めに下れたのですが、近くの温泉「かもしか荘」は時間短縮で終了時刻がなんと14時半!残念ながら汗を流せずに帰路につきました。
でもでも、本当に楽しい初沢で、強者のお二人に感謝です。ありがとうございました!