八丁平〜峰床山

2020-06-27
山行日:6月21日(日)
メンバー:スマイルさん(C L)、トリピー
コースタイム:9:00葛川小学校前 10:12中村乗越 11:30八丁平 12:14峰床山 14:46鎌倉山 15:55登山口
梅雨の晴れ間の日曜日。家にいるのは勿体ない!という訳で、スマイルさんと山へ行く事にしました。前回、京都北山 白倉山へ行った時に、私が以前から、八丁平〜峰床山行ってみたかった!という私の言葉を覚えてくれていたスマイルさんに提案して頂き、行き先は峰床山へ決定。
早朝、大日駅を車で出発。葛川小学校前から、沢沿いの道を歩きます。梅雨の最中、沢の水量が結構多くて、いきなり、登山靴を脱いでの渡渉を2回程強いられました。とここで、湿っぽい登山道の脇で蠢くアイツを発見!見ると私の足元にも、すでに取り付いている。ギャーッ!ここは、梅雨時の京都北山という事をすっかり忘れてた!急いでスマイルさんから虫除けを借り、足元にたっぷりスプレー。気を取り直して、再出発です。
沢沿いの原生林は、新緑も鮮やかで、気持ちのいい登山道です。長年、温めてきた八丁平は、清流の流れる美しい湿原で、想像以上に素敵な所でした。クリンソウは散ってましたが、コバイケソウが咲いてました。
峰床山へ着いて、お食事タイム。と、ここで私の左手が、いつの間にか、血まみれに。足元しかスプレーしていなかったので、あいつにヤラレたようです。油断してた〜。その後、オグロ坂峠を過ぎ、途中休憩して水分を取った後、道分かりづらいな〜と思いつつ、尾根筋をどんどん進んで行くが、一向に道が開けない。不安になって、禁断のYAMAPを立ち上げると、案の定、登山道を外れて、枝尾根へ入り込んでました。迷マークが地図にあったので、気を付けていたのですが、本来左に折れる登山道を、真っ直ぐの尾根筋の方へ進んでしまっていたようです。もと来た道を引き返し、少し先にマークを見つけて、無事登山道と合流。と、ここで、私が右手に持っていたはずのストックが無い!さては、先程間違って入り込んだ枝尾根に忘れたか?と、スマイルさんを残して、私だけストックを探しに戻りましたが、結局見つけられずに、戻る事に。しかし、先程あれだけどんどん進んで行った枝尾根は、いざ入ってみると、どこも不明瞭で歩きにくく、一瞬、方向感覚を失って、戻る道がわからない〜。こっちかな?と歩き出したが、目印のない風景に不安を感じ、YAMAPで確認すると、さらに道外れてる〜!ここからは、もと来た軌跡をYAMAPで確認しながら、ようやくスマイルさんと合流。結局ストックは、道を外れる前の、休憩ポイントにあったと、スマイルさんが見つけてくれました。ホントすみませんでした!
その後は鎌倉山を経て、登山道を無事、坊村まで下山する事が出来ました。
今回、ハイキングだからと、私は5万分の1の山と高原地図を持参しましたが、京都北山のように、あまり人の入っていない所では、2万5千分の一の地形図とコンパスが必須だと実感しました。YAMAPも完璧ではなく、峰床山からしばらくの間、なぜか電波を拾わず、空白になっていました。いざという時のために、YAMAPは便利ですが、やはりその都度、現在位置と方角を地形図とコンパスで確認しながら行かないといけないな、と思いました。5万分の一の山と高原地図では、詳細が分かりづらく、迷った時に、あまり役に立ちませんでした。
今回は、読図の大切さを痛感した、貴重な山行となりました。未熟な私に付き合って下さったスマイルさん、ありがとうございました。