沢登り講習会・実技編Ⅱ(比良・奥ノ深谷)

2018-07-23
■日時:7/22(日)
参加メンバー:テラさん(リーダー)、スマイルさん、キツネさん、マングースさん、トリピーさん、fujiChanさん、リエサン、マロンさん、クリンさん、はむくん、講習生3名の計13名

参考タイム:牛コバ出発(10:40)—滝の上すべり台(11:45—停滞12:40)—斜滝まき(13:40から13:55)—山道打ち切り(14:30休憩14:55)—金糞峠(15:40)—大山口(16:25)—比良駅(17:30)

2018年沢講習第二回、比良の奥ノ深谷に行ってきました。予定では8日だったのですが大雨のため日程を変更しての実施です。あの豪雨以来、雨が降っていないはずですが沢に入ってみると水量は多く、豪快な沢登りとなりました。

水の流れの強いこと・・・お助け紐で確保

お約束のすべり台

さてこのすべり台のすこし上でけが人のいる4人パーティーと遭遇。男性が右足を負傷されたようです。ちょっと安定した場所まけが人を動かしたり、体温を低下させないようにしてあげたりといろいろお手伝いをしているだけで1時間ほど経過。あとは救助を依頼してそれを待つ以外どうしようもないので我々は先に進むことにしました。
時間短縮のためいつもはロープを出して登る滝も今年は他の滝とともに巻きましたが、この巻は高度感があるので安全に。

最後の方の溝は突っ張りステミングで乗り越えます。
山道と交わるところで打ち切り、うんざりする暑さの中、金糞峠まで踏ん張って登り、ガレを慎重に下り無事比良駅まで戻りました。

当会のメンバーも昨年この谷で手の指をケガしてしまいましたが、手のケガなので自力で歩いて下山できました。足をケガした人は平坦なところなら担架や、おぶったりして動かせますが、自分ひとりが安全に動くのがやっとの沢の中や、登山道のない斜面を動かすことは大変であると実感しました。沢搬出訓練に参加した時も思いましたが「沢ではケガをしてはいけない」
講習生のうち3名の方が入会を決め、他にも思案中の人も。うれしいことです。新人メンバーを迎えこれからも安全な沢登りを楽しんで行きたいと思います。
みなさんありがとうございました。