春山合宿(白山別山・チブリ尾根)
2018-05-04
■日時:4/29(日)~4/30(月)
参加メンバー:はむくん(リーダー)マングースさん、クリンさん
参考タイム:29日 市ノ瀬7:00—登山口7:25—稜線9:20—避難小屋11:30(休憩40分)12:10発—御舎利山14:10—別山14:25着14:45発—避難小屋15:50
30日小屋発6:35—稜線おわり7:50—登山口9:05—市ノ瀬駐車場9:50
春山合宿で白山別山チブリ尾根に一泊二日で行ってきました。二日間とも好天で今シーズン最後の雪山を楽しみました。
雪はなく登山口から夏道を歩きます。途中から雪はちょこちょこ出てきましたがベチャベチャでした。水場あたりから夏道はトラバースして一旦戻るようなコース取りですが、雪道になりよくわからなくなってきたので踏み跡を頼りに最後は稜線まで無理やり直登です。稜線に出ても雪は少なく、夏道になったり木の枝に邪魔されたり、と快適な稜線歩きにはなかなかなりません。何よりも大変だったのは暑さです。夏用のペラペラのシャツでも汗だくでした。
避難小屋手前。正面に御舎利山、右上が別山
なんやかんや言いながらなんとか避難小屋に到着。熱中症でしょうか気分が悪かったのですが休憩してちょっと回復しました。寝る場所も確保して軽装で別山のピークにアタックします。二年前の秋に同じチブリ尾根を登ったことがあるのですが、その時は展望がきかずただ歩いただけだったのですが、この日は快晴、すばらしい眺望です。目の前には急登の御舎利山、右に別山、左側には白山、振り返ると大長山、その向こうにこの前行った経ヶ岳、さらにはどーんと荒島岳。いや~苦労してここまで来たかいがありました。チブリ尾根は避難小屋あたりを目標に日帰りされる方が多いようですが、確かに小屋付近からのこの眺望は素晴らしいですね。天空の別世界を味わえます。我々はさらに北アルプスの眺望を求めて歩きます。登りは雪も柔らかくアイゼン無しで進みました。急な斜面につま先を蹴り込んでステップを作っていきます。はじめのうちは順番に先頭に行きましたが、私がバテて足もつってきて最後の方はみなさんの後からついていくだけ状態に。いやーホントに大変でした。御舎利山のピーク付近では夏道ではなく左側に回り込んでしまったため下まで一気に滑落しそうな斜面に出てしまいました。
御舎利山ピーク手前
そのためちょっとヒヤッとする場面もありましたが、無事ピークに到着。白山は間近にせまり、遥か彼方に御岳、乗鞍、北アルプス。これこれこのために頑張ったのです。最高です。さすがに風はきついですが快適な稜線歩きで無事別山頂上に着きました。
別山頂上
下りは柔らかい雪は歩きやすくて良かったです。安全のためにアイゼンを付けてあれだけきつかった道を一気に下りました。
そして避難小屋は私達だけの貸し切り状態。今夜のディナーはチーズフォンデュです。アルミのコッヘルで上手にできるか心配でしたが美味しくできました。アルコールバーナーやコッヘルの台などもっとコンパクト化へ改善の余地はありますが、水なしで料理できるのでこれからもメニューの1つとして活躍しそうです。
夜になるともの凄い強風です。小屋ごと風でふっとばされるのではと心配になるほどの風でした。テントだったら飛ばされてますね。朝になっても強風です。昨日疲れてしんどい中ピークに立っておいて良かったです。上に行くのはためらうような風でした。今日はのんびり降りるだけです。小屋からちょっと降りると風も弱まりチブリ尾根の稜線の終わりあたりで登ってきた人たちとすれ違い始めます。もっと雪があれば好きなところを歩けたのでしょうが結局夏道を歩きました。下山後は白峰温泉につかり、名神の渋滞もなく午後3時ごろには帰宅できました。
3月、4月と忙しくてあまり山に行けず、また4月に入って風邪をひいたりひどい下痢になったりと体調も悪かったです。トレーニング不足、体調不良というのは歩いていると如実に現れますね。しんどかったです。小屋についたとき、頂上はあきらめて待ってようかと思ったのですが、マングースさんとクリンさんに引っ張っていただいて無事登頂できました。ありがとうございました。
参加メンバー:はむくん(リーダー)マングースさん、クリンさん
参考タイム:29日 市ノ瀬7:00—登山口7:25—稜線9:20—避難小屋11:30(休憩40分)12:10発—御舎利山14:10—別山14:25着14:45発—避難小屋15:50
30日小屋発6:35—稜線おわり7:50—登山口9:05—市ノ瀬駐車場9:50
春山合宿で白山別山チブリ尾根に一泊二日で行ってきました。二日間とも好天で今シーズン最後の雪山を楽しみました。
雪はなく登山口から夏道を歩きます。途中から雪はちょこちょこ出てきましたがベチャベチャでした。水場あたりから夏道はトラバースして一旦戻るようなコース取りですが、雪道になりよくわからなくなってきたので踏み跡を頼りに最後は稜線まで無理やり直登です。稜線に出ても雪は少なく、夏道になったり木の枝に邪魔されたり、と快適な稜線歩きにはなかなかなりません。何よりも大変だったのは暑さです。夏用のペラペラのシャツでも汗だくでした。
避難小屋手前。正面に御舎利山、右上が別山
なんやかんや言いながらなんとか避難小屋に到着。熱中症でしょうか気分が悪かったのですが休憩してちょっと回復しました。寝る場所も確保して軽装で別山のピークにアタックします。二年前の秋に同じチブリ尾根を登ったことがあるのですが、その時は展望がきかずただ歩いただけだったのですが、この日は快晴、すばらしい眺望です。目の前には急登の御舎利山、右に別山、左側には白山、振り返ると大長山、その向こうにこの前行った経ヶ岳、さらにはどーんと荒島岳。いや~苦労してここまで来たかいがありました。チブリ尾根は避難小屋あたりを目標に日帰りされる方が多いようですが、確かに小屋付近からのこの眺望は素晴らしいですね。天空の別世界を味わえます。我々はさらに北アルプスの眺望を求めて歩きます。登りは雪も柔らかくアイゼン無しで進みました。急な斜面につま先を蹴り込んでステップを作っていきます。はじめのうちは順番に先頭に行きましたが、私がバテて足もつってきて最後の方はみなさんの後からついていくだけ状態に。いやーホントに大変でした。御舎利山のピーク付近では夏道ではなく左側に回り込んでしまったため下まで一気に滑落しそうな斜面に出てしまいました。
御舎利山ピーク手前
そのためちょっとヒヤッとする場面もありましたが、無事ピークに到着。白山は間近にせまり、遥か彼方に御岳、乗鞍、北アルプス。これこれこのために頑張ったのです。最高です。さすがに風はきついですが快適な稜線歩きで無事別山頂上に着きました。
別山頂上
下りは柔らかい雪は歩きやすくて良かったです。安全のためにアイゼンを付けてあれだけきつかった道を一気に下りました。
そして避難小屋は私達だけの貸し切り状態。今夜のディナーはチーズフォンデュです。アルミのコッヘルで上手にできるか心配でしたが美味しくできました。アルコールバーナーやコッヘルの台などもっとコンパクト化へ改善の余地はありますが、水なしで料理できるのでこれからもメニューの1つとして活躍しそうです。
夜になるともの凄い強風です。小屋ごと風でふっとばされるのではと心配になるほどの風でした。テントだったら飛ばされてますね。朝になっても強風です。昨日疲れてしんどい中ピークに立っておいて良かったです。上に行くのはためらうような風でした。今日はのんびり降りるだけです。小屋からちょっと降りると風も弱まりチブリ尾根の稜線の終わりあたりで登ってきた人たちとすれ違い始めます。もっと雪があれば好きなところを歩けたのでしょうが結局夏道を歩きました。下山後は白峰温泉につかり、名神の渋滞もなく午後3時ごろには帰宅できました。
3月、4月と忙しくてあまり山に行けず、また4月に入って風邪をひいたりひどい下痢になったりと体調も悪かったです。トレーニング不足、体調不良というのは歩いていると如実に現れますね。しんどかったです。小屋についたとき、頂上はあきらめて待ってようかと思ったのですが、マングースさんとクリンさんに引っ張っていただいて無事登頂できました。ありがとうございました。