2月11日~12日 武奈ヶ岳雪洞泊訓練

2018-02-11
日時:2/11~2/12
参加:キツネさん(リーダー)、はむさん、クリンの3名

憧れの雪洞泊をしました!
荒島岳の予定だったのですが、大雪にて急遽武奈ヶ岳に変更です。キツネさんが雪洞のできるお山探しにかなり色々と悩んで頂いたようで・・・すいません(^-^;

当日早朝出発して坊村までむかいます。順調に進んでいたのですが、途中で通行止めとなっており(玉突き事故が発生していたようです)案内された迂回路がかなり遠回り('◇')ゞ 結局一時間以上遅くなってしまいました。でも、お天気が悪く雨だったので出発が遅くなってもまぁしゃあないか・・という感じでした。

コースは坊村から御殿山コースです。
明王院にて神様にご挨拶していざ出発!! 雪の中もくもくと杉林の中を歩きます。時折青空が出てくることもありますが、目まぐるしく天候が変化し風も強く、特に稜線では強風で寒い(>_<) コース上雪はありますが、ほぼ圧雪されており結局1日目はアイゼンなく歩くことができました。 キツネさんとハムさんは雪庇を見ると「ここで掘ろか~」なんておっしゃってましたが、とりあえず西南稜まで行ってみようということに。
西南稜に出ると雪洞作りに良さそうな雪庇があり、ここに決定!!(*^-^*)
お天気も今一つですし、朝の時間のタイムロスもあったので、本日は武奈ヶ岳は登頂せず雪洞作りを行うことに。稜線上は強風ですが、雪庇の反対側は風も弱く体感的な寒さがかなり違います。スコップでガシガシと掘っていくのですが、思ったよりも固く苦戦。ハムさんはまるでショベルカーのように掘っていくのですが、私は少ししか掘れません(T_T) キツネさんも慣れた手つきでご自分の巣穴を掘っています(笑)
結局3時間ほどかかり雪洞が出来上がりました! お疲れ様です。


雪洞が出来上がって山を見ると、赤く染まっているので「もしや夕日!?」と思い稜線にでると真っ赤に燃える夕日が山々や樹氷を染めています。本当に素敵な時間でした。


夕日を鑑賞した後は、温かな鳥鍋で宴会タイム♬
明日に向けて早々と就寝です。
雪洞内はほぼ無音で外の風の音も聞こえません。雪洞内の温度は0度くらい。朝起きて温度計をみても0度だったので温度変化も少ないようです。色んな物を着こんでもちょっと寒かったですが雪洞でこれだけ快適なのは驚きです!(^^)!

翌日は山頂にて朝日を見ようと話していたのですが、残念ながら吹雪いており朝日は見れません。雪洞内にてたまごスープINもちを食していると、外から「大丈夫ですか?」と人の声が・・・どうも私たちが遭難しているのでは?と心配して声をかけてくださったようです(笑) ありがたいことですね。その方は5時からソロで登られていたようです。すごいな~
その他「雪洞見てもいいですか?」と見学希望者もありました。確かに私も雪洞があれば見てみたくなります。

朝食後は荷物を片付けて、アイゼンとわかんを付けて空身で山頂に行きました。
どんどん天候が回復し快晴のなかピークハント!!
風が強くかなり寒いですが、景色は絶景。寒いのも忘れますね~ 北稜側の樹氷も素晴らしく私だけちょこっと足をのばして樹氷を楽しませてもらいました。

景色も充分堪能したので、荷物を持って下山。下山時の景色も最高で、山々を眺めながら楽しく下山。と言いたい所ですが、樹林帯に入ってからの下り坂が地味にきつい~荷物も少なくなっているのに重い重い。 あ~しんど。飽きたわ(T_T)といいつつ下山しました。

下山後は温泉に入ってご飯を食べて帰宅。

私にとっての初の雪洞泊は新鮮な体験で本当に楽しく有意義な時間になりました。色々と教えて頂き雪山での必要な知識を得ることができました。
皆さん準備など色々と本当にお世話になりありがとうございました!