笠ヶ岳 ソロピークハント
2016-08-15
参考タイム 1日目 新穂高温泉駐車場(4:45)—笠新道登山口(5:45)—秩父沢出合(7:00−7:15)—鏡平山荘(9:00−9:15)—弓折乗越(10:15−10:25)—秩父平(12:50)—笠新道分岐(14:30)—笠ヶ岳山荘テント場(15:40)
2日目 テント場(6:20山荘まで10分・山荘6:40発)—笠ヶ岳山頂(6:55−7:05)—雷鳥岩(8:45)—最後の水場(10:00)—水場(11:00)−中尾高原口(13:10)
夏山合宿剱岳の日程が合わなかったため8月11・12日の一泊二日で笠ヶ岳に行ってきました。テーマは「はじめて槍・穂高連峰を眺める」ということで、のんびり行こうと思っていたのですが、暑さにやられました。鏡平あたりまでは快調で「お!!!槍だ!!!」と初の北アルプス、槍ヶ岳を喜んでいたのですが、次第に暑さで気持ち悪くなってきて、足も攣りそうになりました。5月の途中リタイアした大峰奥駈道と同じ失敗を繰り返してはいけないと、水分や栄養分をしっかり取り、ゆっくりと進むことにしました。稜線に出てからも風がほとんどなく、灼熱地獄でした。
これこれこの稜線トレッキングが楽しみだったのですが、長くて暑かった、、、
なんとか笠ヶ岳山荘にたどり着き、そこで飲んだ冷えたキリンレモンの美味しかったこと。キリンラガーと違います(笑)暑すぎてビールを飲む気にならなかったのですが、山小屋はありがたい。テントを張り、夕食を食べてやっと一息着きました。
テント場の前に、ほぼ同じ高さで広がる槍・穂高連峰。いやーたまりません。このためにカメラに三脚まで担ぎあげました。夕刻の姿、真夜中の星景、朝日が昇る前の明るくなりかけるところ。これがテントの中に入りながらちょっとシャーターを押すだけでいいとは、気持ち悪かったこともすっかり忘れて有頂天です。
見えるでしょうか、穂高の上にオリオン座
しかし帰って画像をよく見てみるとデジカメの設定がわるかったのか、ほとんどがピンぼけでした。トホホ、まあ山の写真はむずかしいですな。写真はいまひとつでしたが、槍の穂先からの日の出の神々しさは記憶の中に焼き付きました。最高の天気、最高のロケーションでした。泣きたくなるぐらいしんどかったのですが、苦労したかいがありました。
ただただ感激
翌日はクリヤ谷を下山するだけなので気が楽です。まずは笠ヶ岳のピークを踏んでからスタートです。この日も暑い。半端なく暑い。「山と高原地図」にある2080m付近の最後の水場にたどり着いた時「これで助かった」というのが実感でした。この先、水場、沢に着くたびに頭から水をかぶり体を冷やしました。あー暑かった。はじめはこのコースから登る計画を立てていたのですが、相談したスマイルさんやマングースさんから「きついからやめといたほうがいい」とアドバイスを頂きました。いやー人間、素直というのは美徳ですね、やめといてよかった(笑)。急な道、歩きにくい道がこれでもかと続きます。道自体はわかりやすいのですが、この急坂をあの暑さの中登っていたら、途中で動けなくなっていたのではないでしょうか。諸先輩方ありがとうございました。
なんとか無事下山しましたが、長くてきつくて、何よりも暑かった山行でした。これからはあまりきつい計画を立てないで、もう少し余裕のある登山にします。
やっぱり真夏は沢ですか。 (文・はむくん)
2日目 テント場(6:20山荘まで10分・山荘6:40発)—笠ヶ岳山頂(6:55−7:05)—雷鳥岩(8:45)—最後の水場(10:00)—水場(11:00)−中尾高原口(13:10)
夏山合宿剱岳の日程が合わなかったため8月11・12日の一泊二日で笠ヶ岳に行ってきました。テーマは「はじめて槍・穂高連峰を眺める」ということで、のんびり行こうと思っていたのですが、暑さにやられました。鏡平あたりまでは快調で「お!!!槍だ!!!」と初の北アルプス、槍ヶ岳を喜んでいたのですが、次第に暑さで気持ち悪くなってきて、足も攣りそうになりました。5月の途中リタイアした大峰奥駈道と同じ失敗を繰り返してはいけないと、水分や栄養分をしっかり取り、ゆっくりと進むことにしました。稜線に出てからも風がほとんどなく、灼熱地獄でした。
これこれこの稜線トレッキングが楽しみだったのですが、長くて暑かった、、、
なんとか笠ヶ岳山荘にたどり着き、そこで飲んだ冷えたキリンレモンの美味しかったこと。キリンラガーと違います(笑)暑すぎてビールを飲む気にならなかったのですが、山小屋はありがたい。テントを張り、夕食を食べてやっと一息着きました。
テント場の前に、ほぼ同じ高さで広がる槍・穂高連峰。いやーたまりません。このためにカメラに三脚まで担ぎあげました。夕刻の姿、真夜中の星景、朝日が昇る前の明るくなりかけるところ。これがテントの中に入りながらちょっとシャーターを押すだけでいいとは、気持ち悪かったこともすっかり忘れて有頂天です。
見えるでしょうか、穂高の上にオリオン座
しかし帰って画像をよく見てみるとデジカメの設定がわるかったのか、ほとんどがピンぼけでした。トホホ、まあ山の写真はむずかしいですな。写真はいまひとつでしたが、槍の穂先からの日の出の神々しさは記憶の中に焼き付きました。最高の天気、最高のロケーションでした。泣きたくなるぐらいしんどかったのですが、苦労したかいがありました。
ただただ感激
翌日はクリヤ谷を下山するだけなので気が楽です。まずは笠ヶ岳のピークを踏んでからスタートです。この日も暑い。半端なく暑い。「山と高原地図」にある2080m付近の最後の水場にたどり着いた時「これで助かった」というのが実感でした。この先、水場、沢に着くたびに頭から水をかぶり体を冷やしました。あー暑かった。はじめはこのコースから登る計画を立てていたのですが、相談したスマイルさんやマングースさんから「きついからやめといたほうがいい」とアドバイスを頂きました。いやー人間、素直というのは美徳ですね、やめといてよかった(笑)。急な道、歩きにくい道がこれでもかと続きます。道自体はわかりやすいのですが、この急坂をあの暑さの中登っていたら、途中で動けなくなっていたのではないでしょうか。諸先輩方ありがとうございました。
なんとか無事下山しましたが、長くてきつくて、何よりも暑かった山行でした。これからはあまりきつい計画を立てないで、もう少し余裕のある登山にします。
やっぱり真夏は沢ですか。 (文・はむくん)