前鬼川　沢登り２０１６．５．２９

参加：はむくん（リーダー）、チュー吉さん、マングースさん、トリピーさん
参考タイム：林道車止め（７：０５）・・２段１０ｍ（７：４５）・・ナメ床（８：１５）・・わきでる滝（９：００）・・裏行場千手の滝（９：３０）・・馬頭滝（１０：２０）・・垢離取場（１０：５０）・・大岩岩間３ｍあたりで引き返す（１１：２５）・・垢離取場（１２：００休憩３０分）・・前鬼宿坊（１３：２０）・・車止め（１３：４５）

２２日の岩講習の帰り宝塚眠眠で話が盛り上がり急遽今シーズンの初沢登りとなりました。
昨年も５月に前鬼川に行ったのですが、やはりきれいでした。
まず黒谷を少し下り前鬼川に。朝のうちはお日様も少し顔をのぞかせ我々の沢旅を歓迎してくれていました。あっという間に２段１０ｍの滝へ。

見事なものです。
トラロープのある左岸を巻き上がり、滝の上の渡渉もお助けひもで無事通過。これでホット一息あとはナメを楽しむばかりです。これぞ前鬼。

滝谷を越え、わきでる水が滝のよう流れる絵葉書のような光景を左岸にみながら右岸を渋くトラバース。しかしここはちょっとトラバースに自信がなかったので安全に巻き上がりました。そして左岸に戻ってから垢離取場の少し手前でそのまま裏行場道にあがり千手滝のへ行きました。そこから馬頭滝までの道が昨年怖かった記憶があったのですが今年はそうでもなく、鎖場もみな快調に登ることができました。私も一年で少しは成長したのかな？垢離取場に無事到着、くもってはいましたがまだ時間も早くもう少し先に進むことに。岩がだんだん大きくなり、がけも切り立っています。深山幽谷の雰囲気、いいですねえ。斜滝４ｘ７ｍも右岸をトラバースではなく巻きました。そして大きな岩で道が防がれ、左端に残置ロープがぶら下がっているあたりで遡行打ち切り、引き返すことにしました。去年は杣道で苦労した記憶がなかったのですが、左岸の杣道が落ち葉で足元が滑り、緊張感のある下山となりました。
「沢登りは巻きと下山」を改めて実感した山行でした。全員が無事下山できて良かったです。みなさんありがとうございました。