(4/9~4/10)笈ケ岳・今年はジライ谷ルート 1/2
2016-04-14
日時:平成28年4月9日(土)~10日(日)前夜:道の駅瀬女(せな)泊
メンバー:スマイルさん(リーダー)、マングース(私) 2名
コースタイム:
【4/9(土)】
白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)入口ゲート前(駐車地)発(7:42)~中宮温泉ビジターセンター(8:42)~ジライ谷出合(9:15)~ジライ谷の頭(11:18)~P1271(11:48)~冬瓜(カモウリ)山ルートとの分岐(12:37)~冬瓜平テン泊地着(12:57)
【 4/10(日)】
テン泊地発(5:18)~冬瓜山(5:58)~シリタカ山(6:34)~笈ヶ岳着(8:10)・同発(8:26)~シリタカ山手前(北)のコル(9:15)~(トラバース)~冬瓜平テン泊地(10:15)・同発(11:30)~ジライ谷出合(14:00)~中宮温泉ビジターセンター(14:30)~駐車地着(15:30)
昨年に引続き4月の第2週に、スマイルさんと私(マングース)の2人で残雪期の笈(おいづる)ケ岳ピークハントに行ってきました。スマイルさんは、昨年アイゼン持参を忘れ、テン泊地までの行程で笈ヶ岳のピークを踏んでいません。今年はそのリベンジです。
昨年は、白山一里野から山毛欅尾(ブナオ)山経由の稜線歩きコースを往復しましたが、今年は雪が少なく山毛欅尾山~冬瓜平までの稜線は藪が露出していて苦労するとの事前情報を得たことから、ジライ谷からの直登コースを選択しました。
前夜北陸道小松IC経由で瀬女(せな)道の駅で車中泊。4/9(土)は白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)の入口ゲート前まで移動し車を停めここから歩行開始です。既に数台駐車しています。この道はGW前になると中宮温泉まで車で通行可能となりますが、この時期はまだ片道1時間の車道歩きが必要です。このため、この間を自転車利用で時間短縮している人も多いです。
中宮温泉ビジターセンターからジライ谷出合となる野猿広場までは観光客向けに造られた散策道を歩くのですが、途中道が荒れているためか通行禁止の看板が立っていました。この看板に惑わされず真っすぐ進むべきだったのですが、少し遠回りしてからジライ谷出合に到着。水量が多いと靴を脱いで渡渉することも覚悟していましたが、少し下流に降りると石伝いに簡単に渡渉できました。しかし、ここ(標高670m)からジライ谷の頭(標高1250m)までが鬼のようなそれも長~い急登。日本三大急登も比べものにならない程の急勾配です。大抵の人は日帰りの行程なので荷物が軽くてましですが、我々テント泊装備の者にとっては修行でしかありません!特に私は、この1週間毎夜の不摂生もあり、大きく息が上がってしまいました。登りはまだ安全ですが、帰りは重荷を背負ってこの道を下るのかと思うと不安になります。そういう状況のなか、群生した満開のイワウチワが少し心を癒してくれました。
ジライ谷の頭を越えると小枝や藪を払いのけながらの登りとなりますが、踏み跡もしっかりしているので迷う事はありません。標高1400m手前位からようやく雪面を歩くようになります。冬瓜(カモウリ)山への稜線に乗った後、冬瓜平に下っていきます。午後1時にテン泊地に到着。昨年も思いましたが、ブナの大木のなかのとても静かないいテン場です。今年はお天気も良く、明日目指す笈ヶ岳が青空に映えます。
冬瓜平からの笈ケ岳
たっぷり時間もあり暖かいので、テント設営後、スマイルさんが雪面を掘りダイニングスペースを造ってくれました。苦しい想いまでして背負い上げたビール缶のタブをシュパッとあけさあ宴会の始まりです!ビールの後はウィスキーの水割り。今日は我々2人でこの素晴らしい空間を貸し切り、まったりとした時間を過ごしました。
テント前のダイニングスペースで乾杯{emoji index="251"}
2/2に続く
メンバー:スマイルさん(リーダー)、マングース(私) 2名
コースタイム:
【4/9(土)】
白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)入口ゲート前(駐車地)発(7:42)~中宮温泉ビジターセンター(8:42)~ジライ谷出合(9:15)~ジライ谷の頭(11:18)~P1271(11:48)~冬瓜(カモウリ)山ルートとの分岐(12:37)~冬瓜平テン泊地着(12:57)
【 4/10(日)】
テン泊地発(5:18)~冬瓜山(5:58)~シリタカ山(6:34)~笈ヶ岳着(8:10)・同発(8:26)~シリタカ山手前(北)のコル(9:15)~(トラバース)~冬瓜平テン泊地(10:15)・同発(11:30)~ジライ谷出合(14:00)~中宮温泉ビジターセンター(14:30)~駐車地着(15:30)
昨年に引続き4月の第2週に、スマイルさんと私(マングース)の2人で残雪期の笈(おいづる)ケ岳ピークハントに行ってきました。スマイルさんは、昨年アイゼン持参を忘れ、テン泊地までの行程で笈ヶ岳のピークを踏んでいません。今年はそのリベンジです。
昨年は、白山一里野から山毛欅尾(ブナオ)山経由の稜線歩きコースを往復しましたが、今年は雪が少なく山毛欅尾山~冬瓜平までの稜線は藪が露出していて苦労するとの事前情報を得たことから、ジライ谷からの直登コースを選択しました。
前夜北陸道小松IC経由で瀬女(せな)道の駅で車中泊。4/9(土)は白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)の入口ゲート前まで移動し車を停めここから歩行開始です。既に数台駐車しています。この道はGW前になると中宮温泉まで車で通行可能となりますが、この時期はまだ片道1時間の車道歩きが必要です。このため、この間を自転車利用で時間短縮している人も多いです。
中宮温泉ビジターセンターからジライ谷出合となる野猿広場までは観光客向けに造られた散策道を歩くのですが、途中道が荒れているためか通行禁止の看板が立っていました。この看板に惑わされず真っすぐ進むべきだったのですが、少し遠回りしてからジライ谷出合に到着。水量が多いと靴を脱いで渡渉することも覚悟していましたが、少し下流に降りると石伝いに簡単に渡渉できました。しかし、ここ(標高670m)からジライ谷の頭(標高1250m)までが鬼のようなそれも長~い急登。日本三大急登も比べものにならない程の急勾配です。大抵の人は日帰りの行程なので荷物が軽くてましですが、我々テント泊装備の者にとっては修行でしかありません!特に私は、この1週間毎夜の不摂生もあり、大きく息が上がってしまいました。登りはまだ安全ですが、帰りは重荷を背負ってこの道を下るのかと思うと不安になります。そういう状況のなか、群生した満開のイワウチワが少し心を癒してくれました。
ジライ谷の頭を越えると小枝や藪を払いのけながらの登りとなりますが、踏み跡もしっかりしているので迷う事はありません。標高1400m手前位からようやく雪面を歩くようになります。冬瓜(カモウリ)山への稜線に乗った後、冬瓜平に下っていきます。午後1時にテン泊地に到着。昨年も思いましたが、ブナの大木のなかのとても静かないいテン場です。今年はお天気も良く、明日目指す笈ヶ岳が青空に映えます。
冬瓜平からの笈ケ岳
たっぷり時間もあり暖かいので、テント設営後、スマイルさんが雪面を掘りダイニングスペースを造ってくれました。苦しい想いまでして背負い上げたビール缶のタブをシュパッとあけさあ宴会の始まりです!ビールの後はウィスキーの水割り。今日は我々2人でこの素晴らしい空間を貸し切り、まったりとした時間を過ごしました。
テント前のダイニングスペースで乾杯{emoji index="251"}
2/2に続く