唐谷川から迷岳

２０１５年８月２３日（日）
唐谷川から迷岳　核心は高巻き？源流の詰め？それとも・・・
リーダー：スマイルさん、サブ：fujiChanさん、チュー吉さん、一般２名、はむくんの６名。
参考タイム：出発（唐谷橋）6:00ー一ノ滝7:15ー二ノ滝8:20ー三の滝9:00ー奥の二股10:10ー迷岳山頂12:20ー北肩のコル13:20ー下山(唐谷橋）15:20

『関西起点沢登りルート１００』吉岡章著によると唐谷川は（２級上・中級）で「バランスが要求される」「緊張する箇所もある」「慎重を期したい」などなど怖い言葉が並んでいました。うーん私でも行けるのか・・・不安でした。

しかし谷に入るとそんな不安もなくなり、写真のような美しい釜、滝の連続で快調に登ることが出来ました。大滝の高巻きも険しくきつかったのですが怖くはなかったのでよかったです。
ただ一つだけ問題が・・・ヤマヒルです。ある休憩中にスマイルさんのくつ下が血で真っ赤になっているのを発見。はじめは「あーヒルがいるんだ」と人ごとだったのですが、はいつくばって登るような高巻き中、地面にはヒルがうようよ。沢靴のすき間にいっぱいです。うｗ−ぎゃーーひえーこんなの初めてでした。経験豊富なスマイルさんやチュー吉さんも「こんなに多いのは知らんなあ」ということでした。
三ノ滝に打たれるfujiChanさん
頭の中はヤマヒルのことでしょうか、それとも・・・無念無想

水も枯れだし厳しい源流の詰めの始まりです。

やはり標高差１０００ｍの登りはきつかったです。水がなくなってからも３００ｍの急登です。心臓が破裂しそうでした。それでもスマイルさん・fujiChanさんのオジさんコンビの元気なこと、元気なこと。毎回お二人の馬力には頭が下がります。

迷岳の山頂でもまずヒルチェック、下山中二ノ滝付近からの林道にたどり着いてからもヒルチェックでした。ホントにうようよ引っ付いていたのですが、冷静になって見てみるとネオプレーンのソックスの中へは侵入されていませんでした。両足ともソックスとタイツのすき間になるすねの下の方（スパッツはしてましたが）をやられました。ネオプレーンのハイソックスなどにしたら被害にあわないのかもしれません。

美しい釜、木のトンネルとなっていたナメ、大滝、険しい山を登り切った充実感などなどヒルを除いてほんとに素晴らしい遡行でした。
みなさんありがとうございました。