主な活動場所
神戸市須磨区 花谷小学校(地下鉄名谷駅徒歩15分)

 夏合宿2021 in しあわせの村

2021-07-28
自然学校や修学旅行は楽しいものですが、
その楽しさはきっと普段経験することのできない、
集団生活にあるのだと思います。

学校や学年は違えど ”バスケットボールが好き” という仲間と、
共にバスケ漬けの夏を!

ということで恒例になりました夏合宿です。
夏と付いているから秋も冬もあるかもしれませんし、
ないかもしれない。
それはコーチと保護者の体力次第。

今年の合宿先は昨年と同じく、
しあわせしかないしあわせの村となりました。

合宿には、練習だけではなく生活を共にすることで、
選手同士がより互いを知ることで連帯感を持たせる、
という大義名分があります。
便乗する大人はソーダ水を飲みかわし親睦を深める。
大人にも子供にもたいへん有意義なイベントです。

2021年7月25日(月曜日)
▼15時
  午前中の花谷小学校での練習のち、
  自宅で昼食を済ませ選手と保護者達が、
  しあわせの村の宿舎あおぞら前に続々と集まってきました。
  あたりまえのようですが、
  欠員なく全員無事に集まれることは素晴らしい。

  いいスタートです。

▼16時
  好天のトリム広場で子供たちは一斉に遊びます。
  私は監視者気取りで高台の上から子供の姿を見降ろし、
  水分も取らず、木陰にも入らず、暑い中に佇みます。
  そう全ては夜のソーダ水の至高の一口目の為の準備。
  なんとストイック。

▼17時
  汗まみれの体を大浴場で洗い。
  夕食に会場に向かいます。
  空腹は食事会場を試合会場にします。
  貪欲さはピークに達し、汗のかわりに涎をたらし、
  集中力を高めながら、いただきますの挨拶を待つ。
  大人なのでグッと、かなりグッと我慢して待ちます。
  食後。
  しあわせすぎて何も覚えていない。
  おいしいご飯と冷たいソーダ水が記憶を消し飛ばします。
  さすがとしかいいようがない。
  そうココはしあわせの村。

▼19時
  部屋に移って子供たちがゲームやお菓子で盛り上がる。
  騒がしい中であってもコーチ陣は心を乱さず、
  粛々を談義を進めます。
  右手は一時もソーダ水を放しません。

▼20時
  プロジェクターで直近の試合動画を見ながら皆で反省会。
  かつお君さんばりにTコーチのポイント解説が入ります。
  子供たちも熱心にノートに書き留めています。
  すごくいい雰囲気。
  コーチ陣も選手たちに説明の補足をします。
  が、私の右手は一時もソーダ水を放しません。
  しかしなんだこれ
  不二家ホームパイ~大人のリッチチョコ~
  めちゃんこうまい。

▼23時
  就寝。
  持ち込んだソーダ水も尽きたので大人も就寝。
  どうやら別室の女子部屋はまだ寝ずに盛り上がってたとの事。
  
2021年7月26日(月曜日)
▼6時
  誰も寝坊することなく6時に起床。
  日は差し込んでるけど風がまだ涼しい時間。
  芝生広場を散歩し、木陰でラジオ体操をしました。
  宿舎への帰り道で唐突にはじまったダッシュ大会。
  ルールを決めるのも私、そして優勝も私。

▼7時
  会場にて朝食。
  目覚めのスイッチが入らない子供たちは箸がなかなか進まない。
  それを横目におかわりを続ける大人たち。
  これが大人の力。

▼8時
  来たときよりも美しく。
  きれいにシーツをたたみ、布団を元の場所に。
  よくできました。私の分までも。ありがとう。

▼9時
  体育館に移る。
  宿泊できなかった低学年も合流し、大所帯での練習が始まる。
  試合形式練習も多めに。
  みんな試合大好きだから充実した顔してる。

▼12時
  昼食会場に移ってハヤシライスを飲み物のように3杯食べる。
  歯ごたえがないからなのか満腹なのになんだか口寂しい。
  子供たちから離れ、こっそりコーラフロートを食べて紛らす。

▼13時
  体育館に戻る。
  保護者コーチが入れ替わり立ち代わりで練習参加。
  普段より刺激の多い練習時間。
  とてもよい雰囲気で楽しめました。
  時間いっぱいまで練習。
  もうバスケはご馳走様。
  
▼17時
  気持ちよく挨拶で締め。各自解散です。
  大半の子が口数少なく疲れた様子。
  私も疲れました。


大きなトラブルもなく終えることができたので合宿は成功です。
保護者の方々には事前の準備をはじめ、
合宿中も細やかな心遣いでサポートいただき感謝しております。
言い尽くせないほどに。

彼らもいずれ大人になれば、
自分のやりたいことを自分で決めて行動します。
それには覚悟も体力も必要だったりするわけですが、
行動を支えるのはいつだって、
日々の寝食、家族との生活であることがわかるときが来ます。

小学生の一時だけではありますが、
私たちコーチはバスケの指導者という形で
彼らの自立と自律を手伝えればと思っています。

私、みんな好きです。
素敵なお子さんたちを生んで育てて出会わせてくれてありがとう。

でわでわ