黄金の太陽の続編を考える
2017-12-08
「漆黒なる夜明け」が2010年10月28日に発売されてからちょうど7年が経ちました。全国30万人の黄金の太陽ファンの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。エナジー使ってますか。自分は近ごろ遠出するのが億劫になっているので、テレポートのラピスが欲しいです。
ということでゲームボーイアドバンス、およびDSにて発売されたゲームソフト「黄金の太陽」について書きます。ボクらの太陽ではなく、開かれし封印とか失われし時代とかの方です。小学校時代に寝る間も惜しんで遊んだ青春(?)の一ページです。創作系同人誌即売会コミティアでもよくファンタジーものの同人誌を買うんですが、ファンタジーが好きなことのルーツは黄金の太陽にあると言っても過言ではないかもしれません。なので漆黒なる夜明けでコケたのは今だに残念です。Wikipediaで販売本数を比べてみるとかなり落ちていることが分かります。どうでもいいことですが、個人的にはネレイの召喚に出てくるロリ乙姫さまみたいな和風娘がお気に入りだったので、DSで海のライダーっぽい女性に変わったのは残念でした(鋼の意志)。
ところでコレ続編は出るのかと。出ないのかと。
失われし時代が出てから漆黒が出るまでにも8年くらいかかってるので、ま、まだ慌てるような時間ではありませんが、7年も音沙汰ないと心配になります。売り上げが悪かったのは分かりますが、あの終わり方では正直なところ消化不良です。いろいろ残ってると思います。
というわけでこの記事では、もしも黄金の太陽の続編を作るのだとしたらどんな感じのがやりたいかを思いつくままに書いていきます。キャメロットさん拾ってお願い。
**********
ずっと温めてる案に、ウェイアードの古代編があります。すなわちエレメンタルの灯台を建設しようとする時代についての話です。
第一作「開かれし封印」ではエレメンタルの灯台の封印を解いていくわけですが、そもそもこの灯台ってとんでもない代物じゃないですか。エレメンタルの力自体を封印するなんて、そうそうできることじゃありません。そもそも灯台を作ったのは、錬金術があるせいで起きる争いをなくすためということでした(レムリアのハイドロさんが言っていたと思うんですが細かい部分は忘れてしまった。ゲームやり直す時間なかった)。こんな大それたことをするからには、当時のウェイアードはかなり荒れていたことでしょうし、それを何とかしようと立ち上がった人たちがいたはずです。そこのドラマが見てみたい。見たくない?
当時のウェイアードはロビンたちの時代のものよりもだいぶ大きかったと思われるので新ダンジョンも盛り込めるし、錬金術時代のエナジスト用のアイテムってことで新要素も盛り込めるから悪くないアイデアだと思うんですけどね。漆黒なる夜明けで、ゴマ山脈から火のエナジーを動力とするロープウェイが発掘されたとのことでしたが、あれはファンタジーという感じが薄いですし、錬金術をテーマにしてる割にはやや現実的です(ギミックとしては面白いですが)。もっと古代のエナジストっぽい道具をたくさん登場させる方が楽しいと思います。
ついでにアレクスを古代から生きてる設定にして、じつは錬金術を封印してロビンたちがそれを解放するところまでが全てアレクスの策略だったとかにしても・・・これはちょっと風呂敷広げすぎですかね。ハガレンと設定が似通るのも微妙ですね。でもワイズマンはエレメンタルスターの部屋での話しぶり(錬金術の解放は災厄を招く的な発言)からして古代からいそうですし、ここは自然に絡められそうです。
まとめると、ロビンたちの後の世代については語ったのだから、祖先についてのお話はどうですかってことです。時代を変えるだけでかなり多くの設定を無理なく盛り込めますしお得ですよ。
**********
失われし時代で、ウェイアードの海の端から雲の下をずーっと見てるとですね、雲の切れ間から緑色のものが見えたりするんですよ。当時の自分はこれを見て、ウェイアードの下の世界に広大な大地が広がっていて、続編ではそこに降りられるに違いないと興奮したものです。
そこでもう一つの案として、ウェイアードの外にも実は他の世界があるというストーリーを提案したいです。
バテンカイトスというゲームキューブから発売されたタイトルがあるのですが、このゲームも「実は下に大地が広がっていた」というストーリーになっています(あちらはそもそも地面自体が浮いているという設定ですが)。ラストシーンでドゥールの紫色の雲が晴れて大地が現れたときには大いに感動したことを覚えています。
話がそれましたが、ウェイアードの中に掘り下げられる要素があまりないのであれば、外にそれを求めるというのもアリではないか、というものです。とはいえ、この拡大を無制限に続けていくと設定がどこまでも広がっていって収集がつかなくなるので、そこの折り合いというか制限が難しいとは思います。
またこの設定が難しい理由がもう一つあります。それはプロクス村の北部にあった世界の崩壊をどう解釈するかということです。見れば分かるように、暗黒で、稲妻が光っていて、海の端から見えるウェイアードの果てとは似ても似つかない様相を呈しています。
これを素直に解釈すれば、ウェイアードの縮小とは陸地部分が減るだけではなくて、世界そのものが削れていくことも含んでいるということになります。そうなるとあの世界においては、ウェイアードにエレメンタルの力があるかないかが世界の存亡に関わるということになり、下の世界を仮定するのが難しくなるように思えます(つまりウェイアードが特別すぎて下の世界の役割がなくなってしまう)。
でも、
まあ、
細かいことはいいから、
ジャスミンが食べ歩きするだけの続編でもいいから。
**********
てかギアナ村の隣にあったアネモス村の跡の大クレーターって結局どうなったんですかね。あれ多分伏線回収されてないですよね(調べてみて初めて知ったんですがムーンっていう星になったという伝説があるみたいですね。そのセリフ見落としてました。失われし時代やり直します)。アネモスは天に昇ったみたいなこと言ってましたけど、それが本当なら上で書いたウェイアードの外の世界の話ができそうな気がしてきます。
というわけでシバとアネモスの因縁を掘り下げる話もかなり需要あるんじゃないですかね。
たしかシバは空から落ちてくる前の記憶をなくしてるというような設定だったはずなので、記憶を取り戻すところから始まる壮大なストーリーとかできそうじゃないですか。漆黒なる夜明けで光と闇のエナジーが新たに出ましたが、月と太陽のエナジーも登場させられそうです。あまり種類増やすのは良くないですが、シバ限定で使えるようにするのはアリなんじゃないかなあと思ったり。アネモスは当時からずっと気になってるのでどうにかしてほしい感があります。
**********
以上、思いつくままにズラズラ書いてきました。最近は家庭用ゲーム市場自体が縮小気味ということらしいので、ゲームカセットという形で続編が出ることはないかもしれませんが、アプリなり何なりで続いていってくれると嬉しいなとは思います。というか海外での評価は依然それなりに高いらしい?ので、そこから再燃してくれることに一縷の望みをかけたいです。ブレスオブザワイルドの実況動画見てると、氷柱のちからの祠のギミックのところで「これ黄金の太陽であったな」とかコメントつくんで国内でもまだ需要はあると思うんですがねぇ(チラチラ
それではまた機会があれば。バイバイ。
ということでゲームボーイアドバンス、およびDSにて発売されたゲームソフト「黄金の太陽」について書きます。ボクらの太陽ではなく、開かれし封印とか失われし時代とかの方です。小学校時代に寝る間も惜しんで遊んだ青春(?)の一ページです。創作系同人誌即売会コミティアでもよくファンタジーものの同人誌を買うんですが、ファンタジーが好きなことのルーツは黄金の太陽にあると言っても過言ではないかもしれません。なので漆黒なる夜明けでコケたのは今だに残念です。Wikipediaで販売本数を比べてみるとかなり落ちていることが分かります。どうでもいいことですが、個人的にはネレイの召喚に出てくるロリ乙姫さまみたいな和風娘がお気に入りだったので、DSで海のライダーっぽい女性に変わったのは残念でした(鋼の意志)。
ところでコレ続編は出るのかと。出ないのかと。
失われし時代が出てから漆黒が出るまでにも8年くらいかかってるので、ま、まだ慌てるような時間ではありませんが、7年も音沙汰ないと心配になります。売り上げが悪かったのは分かりますが、あの終わり方では正直なところ消化不良です。いろいろ残ってると思います。
というわけでこの記事では、もしも黄金の太陽の続編を作るのだとしたらどんな感じのがやりたいかを思いつくままに書いていきます。キャメロットさん拾ってお願い。
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ずっと温めてる案に、ウェイアードの古代編があります。すなわちエレメンタルの灯台を建設しようとする時代についての話です。
第一作「開かれし封印」ではエレメンタルの灯台の封印を解いていくわけですが、そもそもこの灯台ってとんでもない代物じゃないですか。エレメンタルの力自体を封印するなんて、そうそうできることじゃありません。そもそも灯台を作ったのは、錬金術があるせいで起きる争いをなくすためということでした(レムリアのハイドロさんが言っていたと思うんですが細かい部分は忘れてしまった。ゲームやり直す時間なかった)。こんな大それたことをするからには、当時のウェイアードはかなり荒れていたことでしょうし、それを何とかしようと立ち上がった人たちがいたはずです。そこのドラマが見てみたい。見たくない?
当時のウェイアードはロビンたちの時代のものよりもだいぶ大きかったと思われるので新ダンジョンも盛り込めるし、錬金術時代のエナジスト用のアイテムってことで新要素も盛り込めるから悪くないアイデアだと思うんですけどね。漆黒なる夜明けで、ゴマ山脈から火のエナジーを動力とするロープウェイが発掘されたとのことでしたが、あれはファンタジーという感じが薄いですし、錬金術をテーマにしてる割にはやや現実的です(ギミックとしては面白いですが)。もっと古代のエナジストっぽい道具をたくさん登場させる方が楽しいと思います。
ついでにアレクスを古代から生きてる設定にして、じつは錬金術を封印してロビンたちがそれを解放するところまでが全てアレクスの策略だったとかにしても・・・これはちょっと風呂敷広げすぎですかね。ハガレンと設定が似通るのも微妙ですね。でもワイズマンはエレメンタルスターの部屋での話しぶり(錬金術の解放は災厄を招く的な発言)からして古代からいそうですし、ここは自然に絡められそうです。
まとめると、ロビンたちの後の世代については語ったのだから、祖先についてのお話はどうですかってことです。時代を変えるだけでかなり多くの設定を無理なく盛り込めますしお得ですよ。
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失われし時代で、ウェイアードの海の端から雲の下をずーっと見てるとですね、雲の切れ間から緑色のものが見えたりするんですよ。当時の自分はこれを見て、ウェイアードの下の世界に広大な大地が広がっていて、続編ではそこに降りられるに違いないと興奮したものです。
そこでもう一つの案として、ウェイアードの外にも実は他の世界があるというストーリーを提案したいです。
バテンカイトスというゲームキューブから発売されたタイトルがあるのですが、このゲームも「実は下に大地が広がっていた」というストーリーになっています(あちらはそもそも地面自体が浮いているという設定ですが)。ラストシーンでドゥールの紫色の雲が晴れて大地が現れたときには大いに感動したことを覚えています。
話がそれましたが、ウェイアードの中に掘り下げられる要素があまりないのであれば、外にそれを求めるというのもアリではないか、というものです。とはいえ、この拡大を無制限に続けていくと設定がどこまでも広がっていって収集がつかなくなるので、そこの折り合いというか制限が難しいとは思います。
またこの設定が難しい理由がもう一つあります。それはプロクス村の北部にあった世界の崩壊をどう解釈するかということです。見れば分かるように、暗黒で、稲妻が光っていて、海の端から見えるウェイアードの果てとは似ても似つかない様相を呈しています。
これを素直に解釈すれば、ウェイアードの縮小とは陸地部分が減るだけではなくて、世界そのものが削れていくことも含んでいるということになります。そうなるとあの世界においては、ウェイアードにエレメンタルの力があるかないかが世界の存亡に関わるということになり、下の世界を仮定するのが難しくなるように思えます(つまりウェイアードが特別すぎて下の世界の役割がなくなってしまう)。
でも、
まあ、
細かいことはいいから、
ジャスミンが食べ歩きするだけの続編でもいいから。
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てかギアナ村の隣にあったアネモス村の跡の大クレーターって結局どうなったんですかね。あれ多分伏線回収されてないですよね(調べてみて初めて知ったんですがムーンっていう星になったという伝説があるみたいですね。そのセリフ見落としてました。失われし時代やり直します)。アネモスは天に昇ったみたいなこと言ってましたけど、それが本当なら上で書いたウェイアードの外の世界の話ができそうな気がしてきます。
というわけでシバとアネモスの因縁を掘り下げる話もかなり需要あるんじゃないですかね。
たしかシバは空から落ちてくる前の記憶をなくしてるというような設定だったはずなので、記憶を取り戻すところから始まる壮大なストーリーとかできそうじゃないですか。漆黒なる夜明けで光と闇のエナジーが新たに出ましたが、月と太陽のエナジーも登場させられそうです。あまり種類増やすのは良くないですが、シバ限定で使えるようにするのはアリなんじゃないかなあと思ったり。アネモスは当時からずっと気になってるのでどうにかしてほしい感があります。
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以上、思いつくままにズラズラ書いてきました。最近は家庭用ゲーム市場自体が縮小気味ということらしいので、ゲームカセットという形で続編が出ることはないかもしれませんが、アプリなり何なりで続いていってくれると嬉しいなとは思います。というか海外での評価は依然それなりに高いらしい?ので、そこから再燃してくれることに一縷の望みをかけたいです。ブレスオブザワイルドの実況動画見てると、氷柱のちからの祠のギミックのところで「これ黄金の太陽であったな」とかコメントつくんで国内でもまだ需要はあると思うんですがねぇ(チラチラ
それではまた機会があれば。バイバイ。