東大幻想郷について
2017-12-03
おそらくほとんどの方は初めまして、ご存知の方はいつもお世話になっております。
東大幻想郷、2017年度代表のこていたん(Twitter:@Pentan_Koteitan)です。
といっても、Twitterで見ている方はご存知の通り、休学してたりバイト漬けだったりで、最近はほとんど活動に参加できない名ばかり代表ですが。
しかし一応代表ではあるので、それらしく東大幻想郷について、僕が抱く印象を書きたいと思います。
駄文ですが、よろしければお付き合いください。
皆さんは、東大幻想郷についてどのような印象を抱いているでしょうか?
少しでも関わりのある方は、具体的に活動やメンバーが思い浮かぶかもしれませんが、おそらくほとんどの方にとっては、
「東大にある東方サークルらしいけど何してるのかよく分からない」
「ルナシューターしかいない東方ガチ勢」
「二次創作してる人ばっかり」
などの認識だと思います。
ちなみに、これはどれも僕が東大入学前に抱いていた印象です。
答えではありませんが、僕なりにこれらについて書いていこうと思います。
まず、「何してるのかよく分からない」についてですが、これは正直に言って答えにくいです。
大まかに言えば、東方原作(主にSTG作品)、及び東方二次創作のカードゲームorボードゲームが普段の主な活動です。
しかし、こうは言っても漠然としすぎていてイメージしづらいですし、かと言って一つ一つの作品について説明していくわけにもいきません。
その結果、部員たち自身も「部室で毎日楽しく活動してるし、それは間違いなく東方に関わるものだけど、いざ何してるのか聞かれたら具体的に伝えられない」という状態に陥っているのだと思います。
少なくとも僕はそうです。
これでは外部の方が「何してるのかよく分からない」と思うのも当然ですね。
そこで、今回はそもそも東大幻想郷って何が目的の団体なの、ということに焦点を当てようと思います。
まず疑問に思うのが、STGやるならサークルで集まらなくても良いんじゃない?ということです。
僕自身、入学してしばらくするまで、STGは一人でやるものだと思っていましたし、実際、僕が入学してから秋になるまで、部室のPCは基本的に空いていました。
しかし、今では部室の2台のPCには常に部員が座り、順番待ちができている状態です。
なぜここまで変わったのかと言いますと、これは若干自慢のようになってしまうのですが、きっかけは2016年9月15日に僕が十五夜チャレンジと称して、当時未プレイだった東方紺珠伝Normal完全無欠モードのノーボムクリアを目指して部室でプレイしたことでした。
ちなみに、初見だったので当然のごとく5〜6面で詰まってクリアは翌日になってしまいました(笑)
とまあ結果は置いといて、完全無欠モードの特性上、僕がなんらかの弾幕に詰まっていると、クリア済みの人たちがやりたがるんですね。
それでいつの間にか完全無欠のリトライ回数を競ったり、2人並んでタイムアタックバトルする人たちが出てきたりして、部員同士で原作を競い合うようになりました。
それが他の作品に移り、段々とお互いに切磋琢磨しあう空気ができました。
人間すごいもので、好きなことで張り合う相手ができると、途端に上達の速度が上がるんですね。
当時ルナティックを2〜3機体しか埋めていなかった先輩たちも、それから半年程度でLunatic全作品クリアやExNN(N)クリア、それからスコアアタックなどみるみる成長していきました。
その流れが春休みまで続き、4月には新入生たちに引き継がれていきました。
彼らも入学当時Hardをやっていたのに秋までにLunatic全作品クリアを達成したり、STGをやったことがなかったのに半年程度で永夜抄Lunaticクリアを達成したりとその上達には眼を見張るものがあります。
ここで大事なのは、集まっている全員が、東方が好きだということです。
いくら切磋琢磨できる仲間がいても、自分にモチベーションがなければ競えません。
その点において、東大幻想郷は価値があると思います。
僕にとって東大幻想郷は、東方に関連した具体的な何かをするための団体ではなく、ただ「東方が好きな人が集まった団体」というのが一番しっくり来ますし、実際そのような団体だと発信しているつもりです。
これは先に挙げた他の点でも同様です。
ボードゲームやカードゲームならそれこそボードゲームサークルでやれば良いじゃないか。
そうではないのです。
東方が好きな仲間と遊べる、それが楽しいのです。
することではなく、そこにいる人と空間に価値がある。
このため、何をしている団体か、と問われたら、東方が好きな仲間同士で集まって遊んでいる、という漠然とした答えしか返せないのです。
さて、ここまでの話で、じゃあみんな上達してるならやっぱりルナシューターしかいないんじゃないの、と思った方もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
東方仲間と東方のことができるのは原作に限りませんし、原作プレイを強制することもありません。
興味を持った部員がいたら歓迎はしますが、できないからといって何も悪いことはありませんし、原作をやらない部員たちとも上記のボードゲームやカードゲーム、そして東方についての語らいを楽しんでいます。
二次創作も同様です。
やりたいと言えば先輩たちがいろいろ教えてくれたり協力したりしてくれますし、いきなり個人で出すのが怖かったら合同誌に寄稿するという形で表現できます。
このように自分で何かを表現したい、と思った部員に機会を与えたり、助言をする環境はありますが、だからと言って皆が二次創作をしなければならないということは全くありません。
あくまでやりたいと思った人ができる環境を与えるだけです。
東大幻想郷はいわば大学のようなもので、ある条件で揃った人と環境を提供し、何も強制はしない、しかし何かしたいと思ったら助けてくれる、そんな団体です。
原作の対戦会をやろうと言えば集まるし、東方カラオケを企画するとたくさんの人が来てくれるし、より良い作品に出会いたいから布教大会をしようと言えば10人以上集まってくれる。
即売会に行けば連絡せずとも現地でたくさんの部員と出会うし、合宿と称してみんなで聖地巡礼にも行ける。
そんな居心地の良いサークルです。
ちなみに今日この記事を投稿したら東方カラオケに合流します。
今日は9人集まったみたいです。
そんな感じのサークルです。
と、STGのくだりで予想外に長くなってしまい、後半は見るからに端折り気味なのですが、最低限書きたいことは書けたかなと思います。
(本当は早く投稿してカラオケに行きたいだけ)
最初から最後までまとまりがなく、よく分からない文章ですが、この方が後に続く部員たちのハードルを上げなくて済むので(と言い訳させて頂いて)、このまま投稿させていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事はあくまで僕個人の意見であり、サークルの公式見解とかではないですが、これをきっかけに少しでも東大幻想郷に、良い意味で興味を持って頂けたら嬉しいです。
それでは、明日以降も東大幻想郷の部員たちによるアドベントカレンダーをお楽しみください。
東大幻想郷、2017年度代表のこていたん(Twitter:@Pentan_Koteitan)です。
といっても、Twitterで見ている方はご存知の通り、休学してたりバイト漬けだったりで、最近はほとんど活動に参加できない名ばかり代表ですが。
しかし一応代表ではあるので、それらしく東大幻想郷について、僕が抱く印象を書きたいと思います。
駄文ですが、よろしければお付き合いください。
皆さんは、東大幻想郷についてどのような印象を抱いているでしょうか?
少しでも関わりのある方は、具体的に活動やメンバーが思い浮かぶかもしれませんが、おそらくほとんどの方にとっては、
「東大にある東方サークルらしいけど何してるのかよく分からない」
「ルナシューターしかいない東方ガチ勢」
「二次創作してる人ばっかり」
などの認識だと思います。
ちなみに、これはどれも僕が東大入学前に抱いていた印象です。
答えではありませんが、僕なりにこれらについて書いていこうと思います。
まず、「何してるのかよく分からない」についてですが、これは正直に言って答えにくいです。
大まかに言えば、東方原作(主にSTG作品)、及び東方二次創作のカードゲームorボードゲームが普段の主な活動です。
しかし、こうは言っても漠然としすぎていてイメージしづらいですし、かと言って一つ一つの作品について説明していくわけにもいきません。
その結果、部員たち自身も「部室で毎日楽しく活動してるし、それは間違いなく東方に関わるものだけど、いざ何してるのか聞かれたら具体的に伝えられない」という状態に陥っているのだと思います。
少なくとも僕はそうです。
これでは外部の方が「何してるのかよく分からない」と思うのも当然ですね。
そこで、今回はそもそも東大幻想郷って何が目的の団体なの、ということに焦点を当てようと思います。
まず疑問に思うのが、STGやるならサークルで集まらなくても良いんじゃない?ということです。
僕自身、入学してしばらくするまで、STGは一人でやるものだと思っていましたし、実際、僕が入学してから秋になるまで、部室のPCは基本的に空いていました。
しかし、今では部室の2台のPCには常に部員が座り、順番待ちができている状態です。
なぜここまで変わったのかと言いますと、これは若干自慢のようになってしまうのですが、きっかけは2016年9月15日に僕が十五夜チャレンジと称して、当時未プレイだった東方紺珠伝Normal完全無欠モードのノーボムクリアを目指して部室でプレイしたことでした。
ちなみに、初見だったので当然のごとく5〜6面で詰まってクリアは翌日になってしまいました(笑)
とまあ結果は置いといて、完全無欠モードの特性上、僕がなんらかの弾幕に詰まっていると、クリア済みの人たちがやりたがるんですね。
それでいつの間にか完全無欠のリトライ回数を競ったり、2人並んでタイムアタックバトルする人たちが出てきたりして、部員同士で原作を競い合うようになりました。
それが他の作品に移り、段々とお互いに切磋琢磨しあう空気ができました。
人間すごいもので、好きなことで張り合う相手ができると、途端に上達の速度が上がるんですね。
当時ルナティックを2〜3機体しか埋めていなかった先輩たちも、それから半年程度でLunatic全作品クリアやExNN(N)クリア、それからスコアアタックなどみるみる成長していきました。
その流れが春休みまで続き、4月には新入生たちに引き継がれていきました。
彼らも入学当時Hardをやっていたのに秋までにLunatic全作品クリアを達成したり、STGをやったことがなかったのに半年程度で永夜抄Lunaticクリアを達成したりとその上達には眼を見張るものがあります。
ここで大事なのは、集まっている全員が、東方が好きだということです。
いくら切磋琢磨できる仲間がいても、自分にモチベーションがなければ競えません。
その点において、東大幻想郷は価値があると思います。
僕にとって東大幻想郷は、東方に関連した具体的な何かをするための団体ではなく、ただ「東方が好きな人が集まった団体」というのが一番しっくり来ますし、実際そのような団体だと発信しているつもりです。
これは先に挙げた他の点でも同様です。
ボードゲームやカードゲームならそれこそボードゲームサークルでやれば良いじゃないか。
そうではないのです。
東方が好きな仲間と遊べる、それが楽しいのです。
することではなく、そこにいる人と空間に価値がある。
このため、何をしている団体か、と問われたら、東方が好きな仲間同士で集まって遊んでいる、という漠然とした答えしか返せないのです。
さて、ここまでの話で、じゃあみんな上達してるならやっぱりルナシューターしかいないんじゃないの、と思った方もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
東方仲間と東方のことができるのは原作に限りませんし、原作プレイを強制することもありません。
興味を持った部員がいたら歓迎はしますが、できないからといって何も悪いことはありませんし、原作をやらない部員たちとも上記のボードゲームやカードゲーム、そして東方についての語らいを楽しんでいます。
二次創作も同様です。
やりたいと言えば先輩たちがいろいろ教えてくれたり協力したりしてくれますし、いきなり個人で出すのが怖かったら合同誌に寄稿するという形で表現できます。
このように自分で何かを表現したい、と思った部員に機会を与えたり、助言をする環境はありますが、だからと言って皆が二次創作をしなければならないということは全くありません。
あくまでやりたいと思った人ができる環境を与えるだけです。
東大幻想郷はいわば大学のようなもので、ある条件で揃った人と環境を提供し、何も強制はしない、しかし何かしたいと思ったら助けてくれる、そんな団体です。
原作の対戦会をやろうと言えば集まるし、東方カラオケを企画するとたくさんの人が来てくれるし、より良い作品に出会いたいから布教大会をしようと言えば10人以上集まってくれる。
即売会に行けば連絡せずとも現地でたくさんの部員と出会うし、合宿と称してみんなで聖地巡礼にも行ける。
そんな居心地の良いサークルです。
ちなみに今日この記事を投稿したら東方カラオケに合流します。
今日は9人集まったみたいです。
そんな感じのサークルです。
と、STGのくだりで予想外に長くなってしまい、後半は見るからに端折り気味なのですが、最低限書きたいことは書けたかなと思います。
(本当は早く投稿してカラオケに行きたいだけ)
最初から最後までまとまりがなく、よく分からない文章ですが、この方が後に続く部員たちのハードルを上げなくて済むので(と言い訳させて頂いて)、このまま投稿させていただきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事はあくまで僕個人の意見であり、サークルの公式見解とかではないですが、これをきっかけに少しでも東大幻想郷に、良い意味で興味を持って頂けたら嬉しいです。
それでは、明日以降も東大幻想郷の部員たちによるアドベントカレンダーをお楽しみください。