2012年度冬学期 学期末試験「東方」

2013-03-31
2013年3月31日、2012年度冬学期学期末試験「東方」が行われました。
 受験者estettorie、試験官がとーしょこらによる活動レポートです。

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・受験者estettorie
くぅ~、疲れました。これにて試験終了です。
【笑っては】とても本格的な試験【いけない】
あのにっくきセ○ター試験と見まごう作りの問題用紙、読み上げられる注意事項(CV.ゆっくり)、受験者のほうもはさみ・学生証・時計をしっかり用意してくるほどの真剣さ。東方を愛する者たちの譲れぬ知の挑戦に試験中は張りつめた空気が漂っていた。(※なお地霊殿Easyしか履修していない筆者はまったく準備していない試験前同様の落ち着きを維持していた模様)
試験終了後すぐ行われた解答解説も東方への愛の見せ所。あれだこれだと喧々交わされる意見と解答を明かされての歓喜・落胆。珍解答発表も楽しい。
この試験はもちろん、東方について広範かつ豊富な知識を持つ者を対象としたものであろうが、ごくわずかなことしか知らない者にとっても、自分の得意分野を一つでも正答できることの喜びを味わったり、珍解答を練ったりして楽しめるし、何より様々な分野に触れるよい機会になるのではないだろうか。
継続的な開催が楽しみになる、そんな良企画であったと思う。

…総合科目G系列の単位への道は険しい…_ノ乙(、ン、)_



・試験官がとーしょこら

東大幻想郷主催

2012年度冬学期 学期末試験 東方 総評


一、はじめに

 本評は,2013年3月31日(日)に東大幻想郷主催の元で開催された2012年度学期末試験(以下、本試験と呼称する)の総評である。本試験は,上海アリス幻樂団の創作物に関する知識・理解を問うものであり,東大幻想郷の所属メンバーがより深くこれら創作物について知り,また興味を持つことを目的とする。
 なお,試験という形式上,参加者には点数の形で成績が与えられるが,これらの数値が必ずしも優劣を競うものではないことを明記しておきたい。


二、試験の結果と総評

平均点 50.4
最高点 74
正解率 54%

 東大幻想郷の主催する初めての試みであったが,結果は概ね良好であった。知識問題の正答率は60%を越え,堅実な知識の定着がうかがえる。大問Ⅴの論述問題では得点率が80%となり,東方Projectに対する熱い思いを感じさせる答案が多く見られた。
 一方で,大問Ⅲのリスニング問題の正答率は30%程度であった。Ⅱの問題3やⅢの問題3など難易度の高い問題では正答率が極端に低かったため,結果として点数の差がつきにくい試験となった。


三、今後の課題と展望

 本試験では「実際にゲームをプレイすることで理解しやすくなる問題」が多く出題されたが,今後の試験においてもこの傾向があてはまることが予想される。受験者は実際に上海アリス幻樂団のゲームを遊び,また書籍や音楽作品を鑑賞するなかで,楽しく知識を身につけていくことが望ましい。
 また,本試験を通して問題を作成することに興味を持った受験者も多く現れた。東大幻想郷の今後の活動では,それぞれの得意分野を生かし,また興味のある分野について広めるため,こうした試験を作成することも視野に入れてきたい。


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☆実際の試験ではどんな問題が出題されたのか、少しだけ紹介します!
(適宜問題の記述を変更しています)


問題1
次のA~Cの文章は『求聞史紀』から引用したものである。それぞれどのキャラクターについて述べたものか書け。

A 無類の酒好きで、常に酒の入った瓢箪を持ち、呑んでいない時は無い。その為、素面の彼女を見たという報告も無い。

B このクラスの妖怪となると、我々一般の人間には興味が無く、同じく強力な力を持った妖怪か、特別な能力を持った人間しか相手にしない。

C 性格は三姉妹の中では最も人間らしい性格で、話がしやすい。


問題2
『地霊殿』のNormalで1面から6面最後までをプレイした場合に,残機の欠片は最大で何個取得することが出来るか。数字で書け。

問題3
上海アリス幻樂団の創作物におけるの登場キャラクターのなかで,あなたが好きなキャラクターを1人選び,そのキャラクターについて150文字程度で紹介する文章を書け。ただし,選んだキャラクターの初登場作品と能力について言及すること。



文責・試験責任者:がとーしょこら(@G_chocolat)