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 日々是相場 -夕刊-   2025年4月9日(水)

2025-04-09
日々是相場 -夕刊-   2025年4月9日(水)
 
日経平均   31,714.03 円 ▼1,298.55円
≪東証プライム≫
売買高    27億8,028万株
売買代金  5兆5295億57百万 円
値上り銘柄数 148 銘柄
値下り銘柄数 1,474 銘柄
騰落レシオ(25日) 80.54 %
為替 1ドル=145.46 円
 
☆ 市況概況 ☆

追加関税発動を嫌気して大幅下落

米国株が売られたことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅安となり、本日の日本市場は売り先行となった。売り気配から始まる銘柄も多く節目と見られる32,000円を割り込むとさらに下値を試す動きとなった。それでもさすがに節目の一つと考えられる31,800円を割り込むと買戻しも入り、何とか32,000円台で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて先物が売られ、後場も米国の追加関税が発動されたこともあり、32,000円を割り込んで始まるとさらに下値を試す動きとなった。ただ、31,000円を意識する水準まで下落となると買戻しも入りその後は戻っては売られ、という繰り返しのなかで下値を切り上げる形で戻し、結局は何とか32,000円台まで戻したが、最後は手仕舞い売りに押され32,000円を割り込んで取引を終えた。

小型銘柄も見切り売りがかさんで大きく下げるものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあり、上にも下にも大きく指数を先導するようにまとまった売り買いが集中する場面もあった。

再度大きく下落し下値を試す動きとなった。依然として関税問題が取りざたされているが、政府の対応への失望も見られるようだ。スタグフレーション懸念が根強いので戻れば売りという状況が続くのだろうが、とりあえず下値模索のなかである程度下値も固まっており、下値切り上げでの下値模索ではないかと思う。売られすぎた銘柄は買い場探しで良いのだろう。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
下値模索という状況だが、移動平均線からの乖離も大きく、下値を切り上げるような展開になるのではないかと思う。上がれば売られ、下がれば買われる調整が続くのだろう。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo