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株式市場、先物・オプション市場

 日々是相場 -夕刊-   2024年12月12日(木)

2024-12-12
日々是相場 -夕刊-   2024年12月12日(木)
 
日経平均   39,849.14 円 △476.91円
≪東証プライム≫
売買高    20億6,125万株
売買代金  4兆4089億58百万 円
値上り銘柄数 1,053 銘柄
値下り銘柄数 529 銘柄
騰落レシオ(25日) 100.33 %
為替 1ドル=152.37 円
 
☆ 市況概況 ☆

米国ハイテク銘柄高や円安、減税期待などから大幅高

米国ハイテク銘柄が大きく上昇して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、「トリガー条項撤廃」や「103万円の壁引き上げ」などが好感されて大きく上昇して始まり、節目と見られる40,000円を超える場面も見られた。明日の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えてのヘッジの先物買いなどもあり、指数先行で上値を試す動きとなった。ただ、さすがに40,000円を超えると手仕舞い売りに押されるものも見られて上げ幅を縮小、寄り付きの安値水準で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場も前場の終値を上回って始まったものの上値は重く指数は小動きとなった。上値の重さを嫌気して上げ幅縮小となったが、前場の安値水準を意識すると買戻しも入り値持ちの良さも見られた。引けを意識する時間帯からは下がらないから買戻しが入り、値持ちもよかったが、最後は手仕舞い売りに押されて再び前場の安値を意識する水準まで上げ幅を縮小、安値圏での引けとなった。

小型銘柄も買戻しも交えて買い直されて堅調なものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物は下がれば買い、上がれば買いという場面もあったのだが、あくまでも乗り換えが中心となって、いったん買われた後は上がれば売り、下がれば買いということで方向感に乏しかった。

減税効果などが期待されて買われたが、目先の持高調整という意味合いも強いだろう。先物・オプションSQを過ぎて利上げ警戒感から上値も重くなるのだと思う。買われすぎ銘柄に空売りが積み上がらないと全体的に上がったから売りというような雰囲気で調整となるのだと思う。まだまだ38,000円~40,000円の保ち合いから放れたということでもなく、下値を試すことになると思う。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
上に抜けた形でもあるが遅行スパンもローソク足の高値の日柄に応答しており、「天-天一致」の形でいったん天井となったのではないかと思う。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://youtube.com/live/Fo6_pb6Kjp4?feature=share