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 日々是相場 -夕刊-   2024年12月4日(水)

2024-12-04
日々是相場 -夕刊-   2024年12月4日(水)
 
日経平均   39,276.39 円 △27.53円
≪東証プライム≫
売買高    21億0,955万株
売買代金  4兆2927億24百万 円
値上り銘柄数 327 銘柄
値下り銘柄数 1,280 銘柄
騰落レシオ(25日) 102.85 %
為替 1ドル=150.02 円
 
☆ 市況概況 ☆

ファーストリテイリングの買戻しが見られ日経平均はプラス

米国株はまちまちとなるなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開だったが、買い先行で始まった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが多く見られ冴えない展開となった。さすがに39,000円の節目を意識するところでは下げ渋りとなったが、安値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は買戻しも入り、後場は下げ渋りの始まりとなった。後場の寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちの良い展開が続き、ファーストリテイリングが買戻しも交えて指数を大きく押し上げ、日経平均は前日の終値を上回っての推移となった。月初の買いは終わったものと思われ、上値を買い上がるような動きも見られず、結局最後は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。

小型銘柄は引き続き手仕舞い売りに押されて冴えないものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの大きく指数を動かすようなこともなく、方向づけるようなこともなかった。上がれば売られ、下がれば買われるということで最後まで方向感は見られなかった。

日銀の利上げ見送りが取りざたされて堅調な展開となっているようだ。利上げが見送られるということはそれだけ景況感が悪いということでもあり、市場全体としては冴えない展開が続くのだろう。今日はファーストリテイリングが日経平均を押し上げたが特に買い急ぐ材料でもなく、買戻し一巡となれば冴えない展開になると思う。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がらないと再度38,000円まで下落することもありそうだ。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
下げ渋り感は見られたが首つり足かぶせ線という形でもあり、いったんここから調整となるのだろう。25日移動平均線や基準線までの下落はあるだろう。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://youtube.com/live/e1oFV_nXN9g?feature=share