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 日々是相場 -夕刊-   2024年11月11日(月)

2024-11-11
日々是相場 -夕刊-   2024年11月11日(月)
 
日経平均   39,533.32 円 △32.95円
≪東証プライム≫
売買高    22億0,611万株
売買代金  4兆2256億05百万 円
値上り銘柄数 698 銘柄
値下り銘柄数 910 銘柄
騰落レシオ(25日) 92.03 %
為替 1ドル=153.49 円
 
☆ 市況概況 ☆

一連の材料出尽くし感もあり方向感に乏しい展開

週末の夜間取引で日経平均先物が大きく売られていたこともあり、週明けの日本市場は売り先行となった。ただ、寄り付きが意外に下げ渋り感が出ていたこともあり、寄り付きの売りが一巡となると買戻しを交えて買い直されて堅調となる場面も見られた。それでも積極的に買い上がるような材料もなく、今度は買戻し一巡となるとじりじりと値を下げる展開で軟調な展開が続き安値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は先物が買われて堅調な地合いとなり、後場も下げ渋り感が強い始まりとなった。その後も39,400円を割り込むと買われるという状況で値持ちがよく、買い直されては売られるという状況で先週末の終値を挟んで小動きとなった。衆議院選挙や米大統領選挙、そして日銀の金融政策決定会合や米FOMC(公開市場委員会)、さらに先物オプションのSQ(特別清算指数)算出など一連のイベントなどが終わり、決算発表も出揃ってきたところでの最終的な持高調整という形で指数の方向感は見られなかった。

小型銘柄も総じて堅調なものが多いのだが、全く盛り上がらない感じだった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、ちょっとした売り買いに振らされる状況だったが、断続的な売り買いもなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような感じで方向感は見られなかった。

一連のイベントなどが終わり、落ち着いた雰囲気ではあるのだが、全く盛り上がらず閑散小動きと言う感じだ。個別に決算に反応してはいるものの特に相場を動かすようなこともなく、上がれば売られ、下がれば買われる状況が続いている。特に買い上がる材料も、売り急ぐ材料もなく、当面上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続くのだろう。相場全体に保ち合いの水準を探るような動きなのだと思う。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
戻り一服感は出ているのだが、売り急ぐこともなく方向感に乏しい展開となっている。目先的には先週木曜日金曜日の水準での保ち合いなのだろう。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://youtube.com/live/ed-1yKhV4bc?feature=share