日々是相場 -夕刊- 2024年10月31日(木)
2024-10-31
日々是相場 -夕刊- 2024年10月31日(木)
日経平均 39,081.25 円 ▼196.14円
≪東証プライム≫
売買高 23億4,110万株
売買代金 4兆9740億59百万 円
値上り銘柄数 1,136 銘柄
値下り銘柄数 459 銘柄
騰落レシオ(25日) 94.29 %
為替 1ドル=152.85 円
☆ 市況概況 ☆
日銀の金融政策決定会合の結果を受けて手仕舞い売りに押される
米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は動きが見られなかった。アドバンテストが決算発表を受けて大きく日経平均を押し上げたが半導体関連銘柄や決算発表を受けて売られる銘柄などが見られ総じて売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となると戻しかける場面もあったが、すぐに売り直されて下値を試すことになった。それでも39,000円を割り込むと買われ、案外値持ちの良い状態で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も日銀の金融政策決定会合の結果も発表されたが、特に反応は見られず、後場もほとんど前場の終値と変わらなかった。それでも戻りが鈍いとなると売り直され、日銀の金融政策決定会合の結果も織り込み済みということで月末ということや週末への警戒などもあり、手仕舞い売りに押される展開となった。39,000円を割り込むと今度はすぐに買いが入るということでもなく改めて下値を試すことになった。節目と見られる38,800円を意識するところまで下がると再度買い戻され、今度は月末のお化粧買いのような買いが見られて下げ幅縮小となった。引けを意識する時間帯になるとさらに買戻しを急ぐ動きが見られて39,000円台を維持しての引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、グロース250指数やグロース株指数も堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあった。断続的に方向感が見られるような売り買いもあり、指数が右往左往する要因となっていた。
決算発表に反応して指数を押し上げる銘柄が見られた。指数の構造上の問題もあり、値下がり銘柄数の割にはしっかりとしていた。アドバンテストが1社で150円超、日経平均を押し上げ、ファーストリテイリングが100円朝押し下げた。全体としては明日も米国の主要な経済指標、そして大統領選挙を控えている3連休ということで動き難いと思われる。逆に言えばちょっとした売り買いで方向感が見えると一気に大きく動く可能性もありそうだ。上値は重いのではないかと思うが、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということだろう。個別に決算動向で居場所を探すことになる。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形ではあるが、首つり足となった可能性もあり、明日もしっかりと39,000円を保てるかどうかということになる。
詳しくは解説動画をご覧ください。
→https://youtube.com/live/4eoKDyYsubU?feature=share
日経平均 39,081.25 円 ▼196.14円
≪東証プライム≫
売買高 23億4,110万株
売買代金 4兆9740億59百万 円
値上り銘柄数 1,136 銘柄
値下り銘柄数 459 銘柄
騰落レシオ(25日) 94.29 %
為替 1ドル=152.85 円
☆ 市況概況 ☆
日銀の金融政策決定会合の結果を受けて手仕舞い売りに押される
米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は動きが見られなかった。アドバンテストが決算発表を受けて大きく日経平均を押し上げたが半導体関連銘柄や決算発表を受けて売られる銘柄などが見られ総じて売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となると戻しかける場面もあったが、すぐに売り直されて下値を試すことになった。それでも39,000円を割り込むと買われ、案外値持ちの良い状態で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も日銀の金融政策決定会合の結果も発表されたが、特に反応は見られず、後場もほとんど前場の終値と変わらなかった。それでも戻りが鈍いとなると売り直され、日銀の金融政策決定会合の結果も織り込み済みということで月末ということや週末への警戒などもあり、手仕舞い売りに押される展開となった。39,000円を割り込むと今度はすぐに買いが入るということでもなく改めて下値を試すことになった。節目と見られる38,800円を意識するところまで下がると再度買い戻され、今度は月末のお化粧買いのような買いが見られて下げ幅縮小となった。引けを意識する時間帯になるとさらに買戻しを急ぐ動きが見られて39,000円台を維持しての引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、グロース250指数やグロース株指数も堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあった。断続的に方向感が見られるような売り買いもあり、指数が右往左往する要因となっていた。
決算発表に反応して指数を押し上げる銘柄が見られた。指数の構造上の問題もあり、値下がり銘柄数の割にはしっかりとしていた。アドバンテストが1社で150円超、日経平均を押し上げ、ファーストリテイリングが100円朝押し下げた。全体としては明日も米国の主要な経済指標、そして大統領選挙を控えている3連休ということで動き難いと思われる。逆に言えばちょっとした売り買いで方向感が見えると一気に大きく動く可能性もありそうだ。上値は重いのではないかと思うが、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということだろう。個別に決算動向で居場所を探すことになる。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形ではあるが、首つり足となった可能性もあり、明日もしっかりと39,000円を保てるかどうかということになる。
詳しくは解説動画をご覧ください。
→https://youtube.com/live/4eoKDyYsubU?feature=share