主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 どこで下げ渋るかが問題だが・・・ バブル崩壊も視野に入れておいた方が良いと思う・・・

2024-07-12
おはようございます!
 
今朝は幾分涼しい朝となり過ごしやすくなっている。株式市場は米ナスダック指数が突如として急落となった。早期利下げを織り込む形で、為替も一気に円高に振れ、日銀の介入があったのではないかとの見方が出ている。米国の利下げを織り込むタイミングでの介入であったとすれば、なかなかうまいタイミングでの介入で効果抜群ということなのだと思う。もちろん円安が良いことなのか悪いことなのかという問題はあるが、日本でのコスト増、インフレ懸念を薄めるためにはある程度の円高が望ましいということなのだろう。

ただ、昨日の引け後に発表されたファーストリテイリングの決算も欧米市場やインバウント需要が好調で上方修正ということであり、まさに円安の恩恵ということなのだと思う。好決算の割にPTS市場では特に買われるということもなく、この円高を織り込んでいたかのような展開となっており、目先的には円高を嫌気することになるのだろう。日本ではいずれにしても金利の正常化、日銀の資産圧縮が株式市場の足を引っ張る場面もあると思われ、本日のオプションSQが終われば、買われすぎ銘柄などの修正安はあると思う。

特に材料がないなかで買い進まれていただけにいったん高値を付けると今度は一気に下値を試すことになりそうだ。まずは心理的な節目である42,000円を維持できるかどうか、そしてその水準を割り込むと41,500円~600円水準、さらに41,100円あたりまでの下落が見られるのだと思う。
 
米国ナスダック指数が大きく売られたことや円高が進んだことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅安となり、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。オプションSQ(特別清算指数)での買いは期待されるものの寄り付きの売りが一巡となった後もさらに買われすぎ銘柄などを中心に売り急ぐ展開となりそうだ。好調な決算を発表したファーストリテイリングなども米国での買われすぎ銘柄の売りの影響などもあり、冴えない展開となると思われ、目先的に買われていた銘柄などから割安銘柄、出遅れ銘柄へのシフトも見られると思う。
 
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