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株式市場、先物・オプション市場

 買い材料はあまりないと思うが・・・ 下値模索となるのだろう・・・

2024-06-17
おはようございます!
 
この週末も暑い夏の日となった。梅雨がないという状況だが、水は大丈夫かと心配になってしまう。株式市場も思ったように金融政策が進んでいないというような状況であり、日米の金融政策が示された割には市場に動きはないように思われる。ただ、米国での利下げが遠のいているなかで足元の景況感がおぼつかない雰囲気でもあり、また、日本では確実に、そして着実に「正常化」に向かっている。

それにしても日銀の金融政策決定会合での決定事項が事前にリークされる傾向にあるが、このリークは明らかに意図的で市場へのインパクトを薄める要素がある。今回も国債の買い入れ減額にしても減額時期や幅を次回に決めるということであるが、本来であれば、今回決めないのであれば、国債の買い入れ減額を発表する必要もないはずである。我々として気をつけておかなければならないことはほぼ確実に利上げは近いということであり、日銀の金融正常化は始まっているということだ。しかも、その割には設備投資も消費も伸びず景気拡大ペースが遅く、スタグフレーション懸念がぬぐい切れない。
 
39,000円水準が上値ということになったようだ。75日移動平均線もここから下落に転じるところでもあり、いったん下値を試すことになるのだろう。38,500円を割り込むと38,000円あたりまでの下落は見られると思う。その後も戻れば売りということで下値模索となるのだと思う。
 
週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、改めて金融緩和の終了が進んでいることを認識して買い難い相場となりそうだ。まずは下値を試すことになるのだろうし、買われすぎ銘柄などを中心に手仕舞い売りを急ぐような場面も出てくるのだろう。戻れば売りということでっ下げ渋りとなった後も戻りは鈍いと思う。
 
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