主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 売り先行となるのか・・・ 下がれば買い、上がれば売りという状況は変わらないのだろう・・・

2024-06-10
おはようございます!
 
いよいよ梅雨入りかというような天気で寒い朝だ。株式市場は注目された米雇用統計も特に大きく反応するということでもなかったが、今週は米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合が開催される。欧州では利下げが行われたが、特に株式市場に影響は大きくはなかった。事前に織り込んでいたということだが、米国の雇用統計の発表なども織り込まれていたということになるのだろう。

日本では利上げが取りざたされているが、どこまで織り込まれているかということになるが、そもそもが利上げの影響がどこまであるのか、ということになる。本来であれば、景気が良くてインフレになるから、利上げをして需要を抑制することで物価が安定するということなのだが、現在のようなコストプッシュ型のインフレであれば、利上げによって物価が安定するのだろうか。円高効果で抑制されるということであれば現状の円安効果で押し上げられた面が大きいので、物価が安定するというよりは業績悪化が懸念されることになるのだろう。7月の早期利上げなどが取りざたされると日経平均も大きく下落するだろう。
 
米雇用統計の発表で動きが見られるかと思ったが特に動きは見られず、依然として38,000円台での保ち合い相場という考えでいいだろう。38,500円水準を維持できるのかどうか、39,000円を抜けるのかどうかはもう少し先になりそうだ。
 
週末の米国株は結局冴えない展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は特に売られるでもなく、本日の日本市場も方向感に乏しく、週末に売られた銘柄が買われ、買われた銘柄が売られるような展開になるのではないかと思う。朝方発表されるGDP(国内総生産)改定値でも特にサプライズはないと思われるし、売り買いを急ぐような材料もなく、個別の反応も特に指数を動かすようなこともないだろう。
 
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