主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 戻れば売りということで、結局は38,500円、38,800円を抜けるかどうかということなのだろう・・・

2024-05-13
おはようございます!
 
昨日から荒れた天気となっているが、梅雨のはしりということなのだろう。株式市場は米ダウ平均が8連騰となるなど、「セル・イン・メイ」の雰囲気ではないが、日本市場でも決算発表が出揃い、米国市場でもCPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)などの発表で再度インフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まる可能性もある。特に芳しくない決算ということでもなく、好調な決算も多いがちょっとしたことで大きく売られる場面も出てきそうだ。

市場で話題になることが後付けで出てくることも多いが、好調な決算が多い割には市場全体の雰囲気がよくない感じでもあり、何か悪い話が内包されているのだと思う。前期の決算が好調でも一時期程の自社株や増配も見られず、わかりやすい買い材料がないということでもあるのだろう。賃金の上昇がコスト増加につながり、利上げからの需要減というような懸念が強いということだろう。また、海外からの資金還流も少なく、当面は冴えない展開となると思う。
 
引き続き25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)が収斂しているところで上値を押さえられた形となっている。TOPIXは逆に雲や25日移動平均線にサポートされているのだが、総じて上値は重いという状況だろう。日経平均は38,200円~300円を中心に38,000円~38,500円水準での動きとなりそうだ。
 
週末の米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったこともあり、本日の日本市場も冴えない始まりとなりそうだ。決算発表も出揃ってきているが、円安効果は期待されるものの、一時期よりも自社株買いなどの発表も少なく、相場全体としてはスタグフレーション懸念も拭いきれず、冴えない展開が続くと思う。
 
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