売り先行となりそうだ・・・　連休前の手仕舞いの売り買い、ヘッジの売り買いが中心なのだろうが・・・　　下値模索は続くということだろう・・・

おはようございます！
　
今朝も少し肌寒い感じで「つゆ寒」という雰囲気だ。明日からまた連休となるが、明日からは天気がよくなるようだ。株式市場は米国のＦＯＭＣ（公開市場委員会）の結果を受けていったん買われたものの、それほど好材料でもないということで売り直された感があり、引き続き金融政策やそれに伴う金利の変動に振らされる展開になりそうだ。決算発表も出揃ってきているが、日本でも米国でも特筆するような決算は見られず、楽観的に見ている人にとっては物足りないのではないかと思う。

日本企業の決算も相変わらず目先の株価対策のような決算発表というような面もあり、特に決算発表の内容で買いたくなるようなものも無いような気がする。アクティビストと言われる総会屋のようなものが跋扈していてそうしたモノへの対策が見られるような企業もあり、あまり個人投資家の方を向いていないような企業も多いような気がする。やはり、従業員は皆家族と思っているような、従業員に優しい企業が従来の日本企業の強みということだと思うので、安易に外国人を採用してコストを押さえているような企業よりも、人材育成などをしっかりとしている企業などに注目したい。
　
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、75日移動平均線回復ということも期待できず、下値を試す動きになりそうだ。下値目途とすればまずは38,000円水準だが、そこを下回ると37,700円～800円水準までの下落となるのだろう。連休前の手仕舞い売りに押されることになれば、37,500円あたりまでの下落となりそうだ。38,000円、あるいは38,700円～800円で下げ止まれば早晩38,200円～300円あたりまでの戻りは期待できるのだろう。
　
米国の利上げ懸念が薄れたことで円高に振れ、為替が乱高下していることもあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことから本日の日本市場は昨日に続き売り先行となりそうだ。ただ、昨日同様に月初の買いが期待されることや連休前の持高調整の買戻しなども期待され下げ渋り感はあるのではないかと思う。一方で、空売りが積み上がっていないので、売り急ぐような銘柄も多くなるのだろうし、決算発表を受けて売られる銘柄、週末の手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうだ。
　
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