今日も買い先行で始まりそうだ・・・　昨日の高値は抜けそうだが・・・　今日も上値が重いのではないかな・・・

おはようございます！
　
今朝は小雨が降って比較的涼しいというか寒いというか、一日ぐずついた天気で梅雨の走りか菜種梅雨かというところなのだろう。株式市場は急落からの反発となっており、指数は戻りを試す動きとなっている。半導体関連銘柄などの戻りは鈍いがどこまで戻せるかということになる。やはり買われすぎている銘柄ということで戻りの鈍い感もあり、本格化する決算発表で好調なものが見られればということなのだろう。

ただ、「予想よりも良い」「予想よりも悪い」ということで市場では反応するわけであり、まさに「ケインズの美人投票」ではないが、市場予想より良いと自分で思っていてもそれでも割高だから、と思っていた銘柄が予想を上回ったということで買われるケースなども多く、「自分がどう思うか」ではなく「市場でどこまで織り込まれているか」を考えなければならない。割高か割安かを判断するのは自分ではあるのだが、市場の評価と違っているケースも多い。だから、市場の評価を見極めることが大切ということになる。
　
スタグフレーション懸念が薄れ買戻しなども見られるのだろうが、昨日の高値水準である37,700円～800円を抜けて始まりそうだ。昨日同様に寄り付きの買いが一巡となったところで上値の重さが見られるかどうかということだが、38,000円をしっかりと超えた状態が維持できないようであれば、売り直されて再度37,500円水準までの下落となるのだろう。38,000円を超えて空売りが積み上がれば75日移動平均線を抜けて、38,200円～300円、あるいは38,500円あたりまでの上昇も期待出来るだろう。
　
米国株が堅調、ナスダック指数が大幅高となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。空売りが積み上がっていないようなので、買戻しを急ぐ動きも限られるのだろうが、目先的に大きく売られた半導体株などが買い直されるのかどうか、が注目される。ただ、日銀の金融政策決定会合を控えていることなどもあり、買戻し、買い直し一巡後に上値が重くなった時に昨日同様に手仕舞い売りに押されるものも多くなり、指数の上値も限られそうだ。
　
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