主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 買い先行で始まるのだろうが・・・ まずは39,800円を超えるのかどうか・・・

2024-04-12
おはようございます!
 
 4月も半ばに差し掛かった割には寒いような朝となった。株式市場は米国株が反発となり、特に投資判断の引き上げで買われる銘柄が指数をけん引する形となった。日本だけではなく、一部の銘柄が指数を押し上げ、あたかも相場全体として動いているというような感じだ。日本でも昨日は日経平均がマイナス、TOPIXがプラスとなり、米国でもここのところダウ平均とナスダック指数がまちまちとなることも多い。

 特に昨日は半導体関連銘柄やアップル、アマゾン・ドット・コムといった一部の銘柄が高く、ナスダック指数を大きく押し上げたが、決して相場全体が上昇しているわけでもない。日本市場でも値上がり銘柄数が少なくても指数が高いということもよくあるケースであるが、何が高いのか、なぜ買われているのか、売られているのか、をしっかりと把握しておかないと相場の大きな流れを見誤ることになるだろう。
 
引き続き25日移動平均線や基準線に上値を押さえられる展開となるか、抜けてくるのかが注目されるが、週末ということや引き続きスタグフレーション懸念が強まっていることもあり、上値は限られるだろう。39,800円を抜ければ40,000円を伺うような上昇が期待されるが。逆に39,700円~800円体水準を抜け切れないと、39,500円あたりまでの上昇が限界となりそうだ。そして上値の重さから売られることになれば39,000円を意識するところまで売られるのだろう。
 
米国ナスダック指数が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。特に米国で半導体関連銘柄やハイテク銘柄が買われたこともあり、半導体関連銘柄が指数を押し上げることになるだろう。オプションSQ(特別清算指数)での売り買いが一巡となった後も半導体関連銘柄などの買いが続くのかどうかになるが、米国株高も個別の材料という面もあり、上値も限られるだろう。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://s-pyxis.com/asset/douga.html