主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 今日も買い先行となりそうだが・・・ 今月は陰線しかないが・・・ 寄り天にも気を付けておく

2024-04-09
おはようございます!
 
 昨日も天気は今一つだったが暖かく、桜の花もところどころに緑の葉が目立つようになってきた。季節は確実に巡っているということだが、株式市場は冴えない展開が続いている。賃上げが順調と言われているが、賃金コストの上昇に原油高などで材料コスト、流通コストが嵩んでくるようであれば、あまり今期の業績に期待できないのではないかと思う。

 その一つの根拠が先週末に決算を発表した安川電機が増配を発表しても結局買われなかったということにある。これまでの相場であれば、好決算を織り込まれていようがなんだろうが、増配や自社株買いが発表されると買われることも多かったのだが、反応は厳しいものになった。この流れが今後も続くのかどうかということも注目される。今週はファーストリテイリングの決算も発表されるが、かなり注目している。好調な決算でも円安効果などということであれば売られる可能性もあるのではないかと思うし、決算発表の数字よりも市場の反応に注目だろう。
 
昨日同様に上がれば売られるということで39,500円~600円あたりが上値となりそうだ。その水準を抜ければ39,800円あたりまで上昇となるのだろう。下値は昨日の安値水準、終値水準である39,200円~300円と見られ、その水準を割り込むと今度は39,000円あたりまでは下落となるのだと思う。当面は39,000円台前半を中心と考えられる。
 
米国株は方向感が見られず小動きとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから、本日の日本市場も堅調な始まりとなりそうだ。ただ、積極的に上値を買い上がるということでもなく、値動きの軽いものや目先的に大きく売られたものが反発となるということなのだと思う。割安感が強いものが買われるのかどうかということになるが、割安感というよりは売られたものが買われ、買われていたものが売られるのではないかと思う。
 
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