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株式市場、先物・オプション市場

 いったん高値を付けたのかどうか・・・ まずは週末の安値を下回るかどうかなのだろう・・・

2024-03-25
おはようございます。
 
 まだまだ寒い日が続いており、春らしい天気もないが、今週はもう月末の週だ。株式市場は先週は日銀の金融政策決定会合で緩和の終了が発表されたが、どうやら市場ではプラスでの反応となった。本来であれば、金融緩和が終了するということは金利も上昇して、インフレとの競争となるのだが、今回はあくまでも「正常化」ということで反応したということなのだろう。

 ただ、ここからさらにインフレが進むことになれば、実質的な賃金の上昇とならず、コストばかりが増えることになり、企業業績への影響なども取りざたされるのだと思う。今のうちに次について備えておくということで良いのだと思うし、実際に金利が上昇してからあたふたしてもしょうがない。まずは実際に消費が伸びるのか設備投資の計画はどうなのか、コスト削減ばかりが先走ると株式市場はネガティブに反応するのだと思う。
 
先週末の高値を抜けるか安値を下回るかと言うことになるのだが、いったん安値を下回って調整となるのだと思う。まずは40,500円水準で下げ止まるかどうかということになるのだろうが、先週末の安値を下回ると一気に40,000円水準まで下落ということもあるのではないかと思う。いずれにしても上値の重い展開で、上値の重さが確認されると一気に売られることもあるのだろう。
 
週末の米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。金融政策の変更が示された割には堅調な展開となっているが、さすがに買われすぎ感が強いことや今後の金利情勢などを考えれば手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだと思う。買戻し一巡となったものから売られるということで指数は調整感が強まるのではないかと思う。
 
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