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株式市場、先物・オプション市場

 史上最高値更新となりそうだが・・・ 3月7日と同じように「寄り天」には気を付けておこう・・・

2024-03-21
おはようございます。
 
 昨日も風が強く、春の嵐となっている。寒さは和らいでいるもののまだまだ寒い朝となっている。株式市場は日銀の金融緩和終了となっても特に懸念する動きは見られず逆に大きな上昇となり、米国でもFRB(連邦準備制度理事会)のタカ派的な態度が示されたにも関わらず株価は大きく上昇するなど、かなり楽観的な強気な反応となっている。まさにバブルということなのだが、実体経済のバブル感が従来のバブル感と違うのでバブルとは感じないということなのだろう。

 ただ、米国での緩和的な態度がインフレ懸念が強いということで留保されているように、日本でもいわゆる「コストプッシュ型」のインフレがさらに懸念されることから、賃金コストの上昇などもあってインフレ懸念も強まるのではないかと思う。インフレがデフレ脱却ということであればいいのだが消費が伸びないなどということになれば、インフレではなくスタグフレーション懸念となるわけであり、今後の消費動向などに日米共に警戒は必要だと思う。
 
日銀の金融緩和の終了が始まったが織り込み済みということなのか、予想とは逆に円安が進み株価も高くなっている。本日も日経平均は上値を試す展開となりそうだ。本来であれば利上げの影響が懸念されることになるのだが、史上最高値更新となりそうだ。
 
日本市場が休場中の米国市場ではFOMC(公開市場委員会)でFRB(連邦準備制度理事会)はタカ派的な態度を示したものの、年内の利下げの可能性が高まっているとの見方から大幅高となった。さらに引け後の半導体株の決算が予想を上回って時間外取引で大きく買われていることなどもあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇した。これを受けて本日の日本市場は買い先行となり、円安となっていることなどもあってハイテク銘柄を中心に買い先行となり、上値を試すことになるのだろう。
 
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