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株式市場、先物・オプション市場

 金融緩和の終了の始まりをどこまで織り込むのか・・・ 織り込んでいるのか・・・

2024-03-18
おはようございます。
 
 この週末は暖かかったが、今朝は風も強く、まだ寒の戻りもあるのとのことで桜の開花も少し先なのだろう。株式市場は「彼岸底」となるかどうかという感じでもあるが、日銀の金融政策決定会合次第なのだろう。マイナス金利の解除など金融緩和の終了をどこまで織り込んでいるのかということだ。ただ、買われすぎ銘柄を買い上がる理由も特にないので、いずれにしても冴えない展開となるのだと思う。

 実際にはマイナス金利が解除となった後に貸出金利や債券利回りが上昇するかどうかということであり、特に貸出金利の上昇が懸念されると株式市場にとっては大きなマイナス要因となる。今後は金利の動向に敏感に反応することになりそうで、特に買われすぎ銘柄などは売り急ぐ動きも出るのかもしれない。
 
38,500円水準が下値で38,800円水準が上値という感じで、この保ち合いをどちらに放れるかということになる。38,800円を超えると上値は39,200円~300円、38,500円を割り込むと38,200円や38,000円をめどに下値を試すことになるのだろう。
 
週末の米国市場は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあり、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、日銀の金融政策決定会合が始まるところで、金融緩和の終了が懸念されるなかでは寄り付きの買いが一巡となったあとは買い切れず、上値の重さが確認されれば売り直される銘柄も多くなるのだろう。
 
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