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株式市場、先物・オプション市場

 日銀次第ということだが、日銀次第というよりは日銀の結果への反応次第ということなのだろう・・・

2024-01-23
おはようございます。
 
 だいぶ陽も長くなっているが、寒い日が続いている。株式市場は高値更新中ということで大きな上昇が続いているが、特に材料があっての上昇でもないだけに上がるから買う、買うから上がると言うことなのだろう。米国での利下げが遠のくとか、景気が悪くなるとか、日本でも金融緩和が継続するほど景気が良くないとか、悪い方には考えないと言うことで株式市場が堅調となっているようでもあり、目先の買戻しが一巡となれば一気に調整となるのではないかと思う。米国市場でも上値が重くなっている銘柄もあり、ここからの一段高が期待されないとなっていったん売られ始めると日柄だけの調整で済むのかどうかということになる。

 中国の株価が暴落しているが中国経済の影響は軽微と米国では考えているようだが、さすがに日本では中国経済の落ち込みの影響は出てくるのではないかと思う。ここまでの決算発表では特に見られないが、前回の決算発表では足元の中国の影響で落ち込んでいるところが「底」と言う見方もあっただけに、底でなかったと言うような決算が見られれば売られる銘柄も多くなるのではないかと思う。ここまでの中国景気の落ち込みの影響、そしてここからの影響をどのように見ているのか、そのあたりが決算発表が本格化するところで注目したい。日銀の金融政策決定会合や米FOMC(公開市場委員会)が終われば、決算発表に絡んで中国への懸念が出てくるのではないかと思う。

36,000円を超えるどころか、一気に36,500円を超えてきた。移動平均線からの乖離も大きくさすがに買われすぎ感が強く、ここからの一段高は上値も重くなってくると思う。ここで空売りが積み上がれば一気に37,000円まで上昇となる可能性もあるが、買戻し一巡となって少なくともいったんは35,000円までは調整となると思う。
 
米国株が堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日も買い先行となりそうだ。ただ、日銀の金融政策決定会合次第ではあり、結果発表までは小動きとなりそうだ。緩和継続を織り込むように上昇してきただけに、緩和継続となった場合に買戻しが入ると買い一巡感が強まるのではないかと思う。いったんは材料出尽くしで上値も重くなり、手仕舞い売りに押される可能性もあると思う。
 
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