☆ 株式相場展望 －週報－ ☆ 2024/1/14（日）
2024-01-15
☆ 株式相場展望 －週報－ ☆ 2024/1/14（日）
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は利下げ期待が打ち消されるようなＣＰＩ（消費者物価指数）の発表も見られたのだが、特に売り急ぐということでもなく、上値は重いものの堅調な展開となった。決算発表を控えていることなどもあり、積極的に買い上がるような動きもなかったのだが、売り急ぐということでもなく、堅調ながらも上値の重い展開となったダウ平均は高値更新となったのだが、ナスダック指数は今一つ上値が重いという状況だった。
今週も利下げを織り込むことになるのか、利下げ期待が薄れるのかといいうことだが、特に買い急ぐような材料があるわけでもなく、買い戻し一巡となったものや買われすぎたものから手仕舞い売りに押されることになるのだろう。積極的な買い材料がないものの売り材料もないということで堅調な地合いが続くのだろう。ただ、上値はさらに重くなると思われ、高値圏での保ち合いが継続ということなのだと思う。
今週は月曜日がキング牧師の誕生日で休場となり、火曜日はニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。水曜日は小売売上高や輸出入物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、企業在庫、ＮＡＨＢ（全米住宅建設業協会）住宅市場指数などが発表され、木曜日未明に地区連銀経済報告（ベージュブック）が発表される。木曜日夜には新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数、住宅着工件数が発表され、金曜日は消費者態度指数や中古住宅販売件数が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は特に材料があったというわけではないのだが、米国半導体関連銘柄の上昇などをきっかけに指数に影響の大きな銘柄を中心に買い戻しを急ぐ動きとなり、大暴騰となった。買いが買いを呼ぶ展開でオプションＳＱ（特別清算指数）算出に絡む思惑などから先物買いが入り、好決算発表に過剰に反応する動きや日銀の金融緩和継続期待などもあり、指数先行で大きな上昇となった。
今週はさすがに上げ一服となるのだと思う。買われすぎ感が強いのだが、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっており、買い戻しを急ぐ動きなどもあるのかもしれないが、手仕舞い売りも見られ、指数の上値は限られるのではないかと思う。決算発表が本格化するなかで改めて業績面から買われすぎということで見直されての手仕舞い売りも広がると思う。
ＮＩＳＡの買いなどがした支えにはなるのだろうが、年初から買いも一巡となり、上値の重さが確認されると売り急ぐこともありそうだ。週末の台湾の総統選挙の結果なども（今この時点でわかっていないのだが）半導体関連銘柄などに影響があるかもしれない。いずれにしても買われすぎ感が強く、特に日経平均の上値は重いだろう。ただ、先週同様に特に理由はないなかで買い戻しを中心に上がるから買うというような動きが続くということもある。割安銘柄や出遅れ銘柄などの物色もありそうだ。
今週は月曜日にマネーストックや特定サービス産業動態統計、ＥＳＰフォーキャスト調査、工作機械受注などが発表され、火曜日は企業物価指数が発表される。水曜日は中国の主要な経済指標の発表があり、木曜日は機械受注や鉱工業生産指数確報値が発表される。金曜日は全国ＣＰＩ（消費者物価指数）の発表がある。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・ＮＹダウ
引き続き高値圏での保ち合いが続いている。高値更新となる場面もあったのだが、盛り上がりもなく、いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られそうだ。
予想レンジ 37,000ドル～38,000ドル
→ https://s-pyxis.com/weekly/ny.png
・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線を抜けて上値を試す動きとなっている。上値を抜けきれずに並び黒が出現しており、ここからはいったん調整となるのだろう。再度25日移動平均線や基準線割り込むような場面も見られるのだろう。
予想レンジ 14,500ｐｔ～15,100ｐｔ
→ https://s-pyxis.com/weekly/nas.png
・日経平均
三空飛び上げで高値で十字足となっている。週初が軟調であれば、一気に調整となるのだろう。移動平均線や基準線などからの乖離も大きく、少なくとも上値は重くなると思う。
予想レンジ 33,800円～35,800円
→ https://s-pyxis.com/weekly/nk.png
・ＴＯＰＩＸ
一気に上値を試す動きとなった。週末にほぼ高値で寄り天となっており、いったんは調整となるのだろう。25日移動平均線や基準線までの調整もあると思う。
予想レンジ 2,430円～2,510円
→ https://s-pyxis.com/weekly/tpx.png
・ドル円
25日移動平均線や基準線にサポートされて戻りを試す動きとなった。雲を意識して上値も重くなっており、雲に押さえられる形での調整となるのだと思う。25日移動平均線や基準線までの調整はあるだろう。
予想レンジ 143.5円～146.0円
→ https://s-pyxis.com/weekly/dy.png
・米国10年国債利回り
25日移動平均線や基準線に絡みながら右往左往する展開となっている。金利が上昇している、下降しているということではなく、債券が上がれば売られ、下がれば買われるということだろう。
予想レンジ 3.85％～4.10％
→ https://s-pyxis.com/weekly/bond.png
・今週の相場見通し
→ https://youtube.com/live/ZIh9h1122Oo?feature=share
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☆ 米国市場
先週の米国市場は利下げ期待が打ち消されるようなＣＰＩ（消費者物価指数）の発表も見られたのだが、特に売り急ぐということでもなく、上値は重いものの堅調な展開となった。決算発表を控えていることなどもあり、積極的に買い上がるような動きもなかったのだが、売り急ぐということでもなく、堅調ながらも上値の重い展開となったダウ平均は高値更新となったのだが、ナスダック指数は今一つ上値が重いという状況だった。
今週も利下げを織り込むことになるのか、利下げ期待が薄れるのかといいうことだが、特に買い急ぐような材料があるわけでもなく、買い戻し一巡となったものや買われすぎたものから手仕舞い売りに押されることになるのだろう。積極的な買い材料がないものの売り材料もないということで堅調な地合いが続くのだろう。ただ、上値はさらに重くなると思われ、高値圏での保ち合いが継続ということなのだと思う。
今週は月曜日がキング牧師の誕生日で休場となり、火曜日はニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。水曜日は小売売上高や輸出入物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、企業在庫、ＮＡＨＢ（全米住宅建設業協会）住宅市場指数などが発表され、木曜日未明に地区連銀経済報告（ベージュブック）が発表される。木曜日夜には新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数、住宅着工件数が発表され、金曜日は消費者態度指数や中古住宅販売件数が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は特に材料があったというわけではないのだが、米国半導体関連銘柄の上昇などをきっかけに指数に影響の大きな銘柄を中心に買い戻しを急ぐ動きとなり、大暴騰となった。買いが買いを呼ぶ展開でオプションＳＱ（特別清算指数）算出に絡む思惑などから先物買いが入り、好決算発表に過剰に反応する動きや日銀の金融緩和継続期待などもあり、指数先行で大きな上昇となった。
今週はさすがに上げ一服となるのだと思う。買われすぎ感が強いのだが、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっており、買い戻しを急ぐ動きなどもあるのかもしれないが、手仕舞い売りも見られ、指数の上値は限られるのではないかと思う。決算発表が本格化するなかで改めて業績面から買われすぎということで見直されての手仕舞い売りも広がると思う。
ＮＩＳＡの買いなどがした支えにはなるのだろうが、年初から買いも一巡となり、上値の重さが確認されると売り急ぐこともありそうだ。週末の台湾の総統選挙の結果なども（今この時点でわかっていないのだが）半導体関連銘柄などに影響があるかもしれない。いずれにしても買われすぎ感が強く、特に日経平均の上値は重いだろう。ただ、先週同様に特に理由はないなかで買い戻しを中心に上がるから買うというような動きが続くということもある。割安銘柄や出遅れ銘柄などの物色もありそうだ。
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☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・ＮＹダウ
引き続き高値圏での保ち合いが続いている。高値更新となる場面もあったのだが、盛り上がりもなく、いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られそうだ。
予想レンジ 37,000ドル～38,000ドル
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・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線を抜けて上値を試す動きとなっている。上値を抜けきれずに並び黒が出現しており、ここからはいったん調整となるのだろう。再度25日移動平均線や基準線割り込むような場面も見られるのだろう。
予想レンジ 14,500ｐｔ～15,100ｐｔ
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・日経平均
三空飛び上げで高値で十字足となっている。週初が軟調であれば、一気に調整となるのだろう。移動平均線や基準線などからの乖離も大きく、少なくとも上値は重くなると思う。
予想レンジ 33,800円～35,800円
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・ＴＯＰＩＸ
一気に上値を試す動きとなった。週末にほぼ高値で寄り天となっており、いったんは調整となるのだろう。25日移動平均線や基準線までの調整もあると思う。
予想レンジ 2,430円～2,510円
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・ドル円
25日移動平均線や基準線にサポートされて戻りを試す動きとなった。雲を意識して上値も重くなっており、雲に押さえられる形での調整となるのだと思う。25日移動平均線や基準線までの調整はあるだろう。
予想レンジ 143.5円～146.0円
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・米国10年国債利回り
25日移動平均線や基準線に絡みながら右往左往する展開となっている。金利が上昇している、下降しているということではなく、債券が上がれば売られ、下がれば買われるということだろう。
予想レンジ 3.85％～4.10％
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・今週の相場見通し
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