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株式市場、先物・オプション市場

 ファーストリテイリング次第、空売り次第ということで上がるから買うは一服!?

2024-01-12
おはようございます。
 
 今朝も引き続き寒い朝で1年のうちで一番寒い時期だけのことはあるような寒さとなっている。株式市場は逆にさらに急騰するという状況でバブル崩壊後の高値を更新している状況だが、さすがに過熱感も出てきているのではないかと思う。米国でも利下げ期待が一服となった感もあるが、欧州では利下げ期待が強まっているという状況であり、日銀の金融緩和も継続するのだろうということが相場に織り込まれていると言うことなのだろう。

 さらに日本ではNISAの買いも期待されている。一方で空売りが増えている銘柄などは完全に踏み上げ相場となっていることや小型銘柄の値動きが今一つ芳しくないことなどを考えると個人投資家は果たしてうまく立ち回れているのだろうかと思う。日経平均が大きく上昇しているといっても夜間の間にギャップアップして始まって、結局は高いところを買うというはめに陥っているのではないかとも思う。こうした時はまだまだ上がるから買う、ということではどこかで梯子を外される可能性もあり、そうなることも想定してすぐに逃げられる体制で対応した方が良いと思う。

ファーストリテイリングが買われてどこまで指数を押し上げるかということになりそうだが、さすがに35,300円を超えると上値も重くなるのだと思う。上値の重さが確認されれば35,000円台固めとなるよりはいったんは34,500円あたりまでの調整はみられるのではないかと思う。
 
米国株安もあって上値を試す動き値なっていた先物が売られる場面もあったが、意外に値持ちのいい展開となった。本日はオプションSQ(特別清算指数)算出があり、寄り付きの売り買いが一巡となった後に買われるのかどうかということになる。ファーストリテイリング次第という感じでもあるが、寄り付きの売り買いが一巡となると週末ということや35,000円を超えたということでの達成感もあり、さえない展開となるのではないかと思う。さすがに目先的な過熱感も出て来るのだと思うが、空売りの買戻し次第ということになるのだろう。
 
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