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株式市場、先物・オプション市場

 夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高いが・・・ 寄り天には気をつけろ!?・・・

2024-01-10
おはようございます。
 
 冬本番ということで日中は暖かいがさすがに朝は冷え込んでいる。株式市場は日経平均がバブル後の高値を更新、米国ではダウ平均が史上最高値を更新した後も比較的値持ちが良いという状況で総じて堅調な地合いとなっている。買われすぎ感が強いが日本では新NISAの影響もあり、市場参加者も増えているということなのだろう。上がるから買うというような雰囲気でもあり、ここからさらに上昇を期待する向きも多いようだ。結局は株式市場と言うことで考えれば「需給」であり、参加者が増えるということであればそれだけ株式市場全体として上昇すると言うことなのだろう。

 ただ、日経平均やダウ平均と言うものが必ずしも株式市場全体の動きを示していないということになれば、採用銘柄の上げ下げで見ていく必要もあるだろう。日経平均やダウ平均に弱気でも株式市場には強気ということもあるのだ。日経平均を例に取れば日経平均に採用されている銘柄でも日経平均に対する影響が全く違う銘柄が多く、PBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄が修正されて上昇しても必ずしも日経平均が上昇するということでもないのである。最近の相場ではテーマで動くということも少なくなっているが、日経平均の動きと市場の動きの違いなどがテーマになっているような気もする。指数はあくまでも個々の株価の集合体ということを改めて見直しことも必要だと思う。

夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が意外に高かったので堅調とはなるのだろうが、34,000円を超えてくるためには空売りが積み上がっての踏み上げが必要ではないかと思う。33,800円台を維持できるのかどうかということも注目されるが、上値の重さが意識されるといったんは少なくとも33,500円までの調整は見られると思うし、33,200円~300円あたりまでの調整はあると思う。
 
米国株はまちまちとなったが、半導体関連銘柄などが堅調となったこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。昨日は34,000円を抜けるということはなかったが、再度34,000円を試すことになるのだろう。ただ、特に買い上がる材料があったということでもなく、買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押される展開で戻れば売りという銘柄も多く、寄り付きの買戻しが一巡となった後にさらに空売りが積み上がるようでないと手仕舞い売りに押されることになると思う。
 
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