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株式市場、先物・オプション市場

 年末モードで閑散小動きか・・・ 買い先行とはなりそうだが・・・

2023-12-25
おはようございます。
 
 昨日のクリスマスイブは寒い夜となった。本日は欧米の株式市場は休場で、金融政策や地政学リスクなどからあたふたとした相場も一休みとなる。クリスマスが終わると年末年始の相場だが、ここ数年は年末だから高い、とか大発会だからご祝儀買いが入るというようなこともなくなった。新年になると新しい資金が株式市場に流入するんだということも特に取りざたされることもない。大納会、大発会の「半ドン」もなくなり、年末年始というよりは単なる大型連休という感じだ。

 あえてここから慌てて持高調整をするということでもないのだろうから、単純に上がれば売られ、下がれば買われるというような相場展開になってくるのだと思う。しっかりと方向感が出てくるには年が明けてから改めてスケジュールなどを見ながらということになるのだろうが、まずは米国株の決算、そして日銀やFRB(連邦準備制度理事会)の金融政策などを気にすることになりそうだ。地政学リスクには年末年始もないのだろうから、大型連休を控えてのリスクヘッジなども見られるのだろう。

33,200円が上値となるのか、下値となるのかが注目される。同時にTOPIXは雲のねじれの日柄で雲の水準をしっかり守れるのかどうかということになる。ここで雲を割り込むと日経平均も同様に雲を割り込むという懸念も強まり、懸念が強まって上値が重くなれば、上値の重さが嫌気されることになるだろう。
 
週末の米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は意外にしっかりとした動きとなっており、米国市場などが休場となるなかで買い先行となりそうだ。ただ、地政学リスクが薄れたということでもなく、日銀の緩和継続と言われても先行きへの懸念もあり、しっかりと買い上がる材料もなく、買い戻し一巡となったものから売られるという状況には変わりないだろう。
 
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