主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 再び冴えない展開に・・・ 円高が進めば意外に売られ、進まなければ意外に買われる!?

2023-12-18
おはようございます。
 
 昨日は良い天気で日中は暖かったが、さすがに夜は寒くなった。今日からは寒い日が続くということだが、体調管理も気を付けたいものだ。株式市場もこれまでの米国金利の下落で買われるという状況に変化も見られており、米国株が高くても安くなるケースも多くなっている。結局は買われすぎているのかどうかということになるのだろうし、買われすぎまで買える状況なのかどうかということになる。

 米国では利下げまで取りざたされているが、それほど景気が良くないと言うことでもあり、逆に日本ではマイナス金利の解除が取りざたされているが、それほど景気がいいのかということになる。何度も述べているが、日本企業の決算が好調でも円安効果ということだけで、需要が増えているということでなければ、業績は良いが景気が悪い(?)と言うようなことになりかねない。いわゆるスタグフレーション懸念がぬぐい切れていないということだ。ただ、例えばマイナス金利の解除などはあくまでも「異常」な状況が「正常」に戻るだけで金融引き締めでも何でもないということだ。「異常」な世界が「正常」に戻るのは当たり前といえば当たり前のことだろう。そう考えれば当面は「正常」に戻ることが「懸念される」状況は続くのではないかと思う。

32,800円が下値という感じになってきているが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がそれ以上に下げているので下値模索から始まりそうだ。ここで32,800円を割り込んでの動きが続けば上値は32,800円水準ということになり、下値のめどは32,200円~300円あたりまでの調整は見られるのだと思う。
 
週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。特に買い上がる材料で買われたというよりは日経平均に影響の大きな銘柄が買われただけの相場であり、買戻し一巡となれば手仕舞い売りに押されることになりそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果待ちということで様子見気分も強いものと思われ、方向感に乏しい展開だと思う。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://s-pyxis.com/asset/douga.html