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株式市場、先物・オプション市場

 地政学リスクを気にしているのは少数派ということなのか? 「遠くの戦争は買い!」でいいのだろうか・・・

2023-10-11
おはようございます。
 
 今日も寒い朝となっているが、日中は暖かくなるようだ。寒暖差が激しい季節で体調管理も気を付けなければならない。株式市場も昨日は意外高という感じで想定以上に大きな上昇となった。中東での問題などからリスク回避の流れになるかと思ったのだが、リスク回避で債券が買われ、金利が低下したことで株が買われるということになった。金利の低下も株式市場にとって好感するべきことではないような気もしたのだが、まだまだそれだけ金余りということなのだと思う。

 貯蓄から投資へということで株式投資を見直すことになっているのかと思われるが、月初の買いがずれ込んだように特にここで買い急ぐ理由がないなかで買われている。上がるから買うという状況で金余り相場の典型的なパターンであり、金融緩和の終了が取りざたされたり、金利の高止まりからの信用収縮が取りざたされると途端にしぼんできてしまうのではないかと思う。いずれにしても地政学リスクなども引き続き高まっており、右往左往する相場展開が続くと思われる。

上値の窓埋めまで一気に終了したことでいったんは上昇が止まるのではないかと思う。空売りが積みあがった銘柄も見られるが、いったん上値が重くなると買い戻し一巡となったもの、買われすぎているものなどは戻り売りに押されることになると思う。日経平均は32,000円まで戻してもいったんは少なくとも31,500円、あるいは31,200円~300円あたりまでの調整はあると思う。
 
引き続き米国株が堅調となったことから、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、昨日の大幅高の反動から売られるものも多くなりそうで、上値の重さが嫌気されて手仕舞い売りに押され始めると意外に大きく調整となることもありそうだ。地政学リスクが改めて取りざたされるのかどうかが注目される。
 
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