☆ 株式相場展望 －週報－ ☆ 2023/10/8（日）
2023-10-08
☆ 株式相場展望 －週報－ ☆ 2023/10/8（日）
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※ 清水洋介氏の著作本を、480円（定価1650円）で販売します。是非ご購入下さい。
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は金利上昇が続く中で底堅さが確認された週となった。１０年国債利回りが急騰したことで信用収縮＝リスク回避の流れとなって買われすぎ銘柄などから売られるという状況となった。原油価格の下落も見られ、石油関連銘柄などが売られるなどインフレ懸念が薄れる場面でも特に買われるということもなく、総じてさえない展開となった。ただ、売り急ぐ動きも限られ、下がれば買われるという状況で底堅さが見られ、週末は買戻しも入り総じて見ると下げ渋り、底堅さが確認された。
今週もＰＰＩ（生産者物価指数）やＣＰＩ（消費者物価指数の発表もあり、金利情勢によっては大きく売られることもありそうだ。逆に金利が低下するということも考えられるが、低下するというよりは下がらないという感じではないかと思う。週末から決算発表も始まるが、好調な決算でもサプライズ的な決算でないと金利上昇懸念などから売られることになりそうだ。積極的に買い上がる材料もなく、ＰＰＩやＣＰＩが落ち着いていても買戻し一巡となったものが多くなれば特に買われることもなく、買われないことを理由に売られることもあると思う。
今週は月曜日はコロンバスデーの祝日でや債券・外為市場が休場となり、火曜日は卸売在庫・売上高が発表される。水曜日は卸売物価指数（ＰＰＩ）が発表され、木曜日未明にはＦＯＭＣ（公開市場委員会）議事要旨が発表され、夜には消費者物価指数（ＣＰＩ）や新規失業保険申請件数が発表される。金曜日は輸出入物価指数や消費者態度指数が発表され、この日から主要企業の７～９月決算の発表が始まる。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国金利の上昇などから信用収縮懸念、スタグフレーション懸念などが強まったことから大きく下値を探る動きとなった。節目と見られる水準を下回り、日経平均が５月以来の安値水準まで下落するなど下値を試す動きとなった。それでも週末にかけては下げ渋り、戻り歩調となり、週末の米国市場が高くなったことなどから、来週からの切り返しを期待するように夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は高く引けた。
先週までの下落が止まらず下値を試すことになったが、５月安値水準まで下落したことで底堅さも見られてきている。ただ、米国の金利場が一服となったからと言って何がどう変わったということでもなく、引き続き買戻し一巡となったものから売られるということになるのだろう。ファーストリテイリングなどが決算を発表するが、ここから８月決算の発表が始まり、金融緩和の終了が懸念されるなかで好調な決算に素直に反応できるのかどうかということになる。
決算発表が始まるところでサプライズ的に好調な決算が期待できるかというとそういうことでもなく、引き続き米国の金利上昇、日本でも債券の利回りが上昇していることが嫌気されるのだと思う。売りたたくということでもなく「買えない」という状況から買われすぎ感が強い銘柄などが売られて指数が下押すことになるのだと思う。決算発表ではしっかりと価格転嫁ができているかどうかが注目されるのだろうし、スタグフレーション懸念が強いので小売り銘柄などの決算に反応する場面も出てくると思う。
今週は月曜日はスポーツの日で休場となり、火曜日は国際収支や特定サービス産業動態統計、景気ウォッチャー調査などが発表される。水曜日はＥＳＰフォーキャスト調査や工作機械受注が発表され、木曜日は機械受注や企業物価指数、オフィス空室率などが発表される。金曜日はマネーストックが発表され、オプションＳＱ（特別清算指数９の算出がある。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・ＮＹダウ
さらに下値を試す展開となった。。それでも移動平均線や基準線からの乖離も大きく底堅さも見られ、週末に大きく戻したことで底入れ感が出たという見方もできる。まだ、節目を回復していないので、底入れ確認ということでもなく、底値圏での保ち合いが続くのだと思う。
予想レンジ 32,500ドル～33,800ドル
→ https://s-pyxis.com/weekly/ny.png
・ナスダック指数
底堅さが見られ、ダブルボトムとなった可能性がある。ネックラインを超えているのだが、その前の窓埋めはできておらず、窓埋め完了で戻りもそこまで、となるのかどうかが注目される。窓埋め完了からの保ち合い継続と考えて置いた方がいいのではないかと思う。
予想レンジ 13,000ｐｔ～13,500ｐｔ
→ https://s-pyxis.com/weekly/nas.png
・日経平均
移動平均からの乖離が大きいにも関わらずさらに下値を試す動きとなった。急反発となったが、ここからは上値も重く、まだまだ下値模索が続くと思う。
予想レンジ 30,500円～31,500円
→ https://s-pyxis.com/weekly/nk.png
・ＴＯＰＩＸ
雲を割り込み、遅行スパンもローソク足を割り込んで「三役逆転」となった。売り時代となったので戻れば売りというっことで上値が重く、下値模索が続くと思われる。
予想レンジ 2,200円～2,300円
→ https://s-pyxis.com/weekly/tpx.png
・ドル円
25日移動平均線のサポートを確認しながら高値圏での推移が続いている。ここからも25日移動平均線や基準線にサポートされながら強含みに推移して行くと思われる。
予想レンジ 148.0円～150.0円
→ https://s-pyxis.com/weekly/dy.png
・米国10年国債利回り
急騰して高値での保ち合いとなっている上髭でのダブルトップ（毛抜き天井）となる可能性もあるが、高値圏での保ち合いが継続となる可能性の方が高いと思う。
予想レンジ 4.70％～5.00％
→ https://s-pyxis.com/weekly/bond.png
・今週の相場見通し
→ https://youtube.com/live/pkRMYCnWtaI?feature=share
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は金利上昇が続く中で底堅さが確認された週となった。１０年国債利回りが急騰したことで信用収縮＝リスク回避の流れとなって買われすぎ銘柄などから売られるという状況となった。原油価格の下落も見られ、石油関連銘柄などが売られるなどインフレ懸念が薄れる場面でも特に買われるということもなく、総じてさえない展開となった。ただ、売り急ぐ動きも限られ、下がれば買われるという状況で底堅さが見られ、週末は買戻しも入り総じて見ると下げ渋り、底堅さが確認された。
今週もＰＰＩ（生産者物価指数）やＣＰＩ（消費者物価指数の発表もあり、金利情勢によっては大きく売られることもありそうだ。逆に金利が低下するということも考えられるが、低下するというよりは下がらないという感じではないかと思う。週末から決算発表も始まるが、好調な決算でもサプライズ的な決算でないと金利上昇懸念などから売られることになりそうだ。積極的に買い上がる材料もなく、ＰＰＩやＣＰＩが落ち着いていても買戻し一巡となったものが多くなれば特に買われることもなく、買われないことを理由に売られることもあると思う。
今週は月曜日はコロンバスデーの祝日でや債券・外為市場が休場となり、火曜日は卸売在庫・売上高が発表される。水曜日は卸売物価指数（ＰＰＩ）が発表され、木曜日未明にはＦＯＭＣ（公開市場委員会）議事要旨が発表され、夜には消費者物価指数（ＣＰＩ）や新規失業保険申請件数が発表される。金曜日は輸出入物価指数や消費者態度指数が発表され、この日から主要企業の７～９月決算の発表が始まる。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国金利の上昇などから信用収縮懸念、スタグフレーション懸念などが強まったことから大きく下値を探る動きとなった。節目と見られる水準を下回り、日経平均が５月以来の安値水準まで下落するなど下値を試す動きとなった。それでも週末にかけては下げ渋り、戻り歩調となり、週末の米国市場が高くなったことなどから、来週からの切り返しを期待するように夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は高く引けた。
先週までの下落が止まらず下値を試すことになったが、５月安値水準まで下落したことで底堅さも見られてきている。ただ、米国の金利場が一服となったからと言って何がどう変わったということでもなく、引き続き買戻し一巡となったものから売られるということになるのだろう。ファーストリテイリングなどが決算を発表するが、ここから８月決算の発表が始まり、金融緩和の終了が懸念されるなかで好調な決算に素直に反応できるのかどうかということになる。
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今週は月曜日はスポーツの日で休場となり、火曜日は国際収支や特定サービス産業動態統計、景気ウォッチャー調査などが発表される。水曜日はＥＳＰフォーキャスト調査や工作機械受注が発表され、木曜日は機械受注や企業物価指数、オフィス空室率などが発表される。金曜日はマネーストックが発表され、オプションＳＱ（特別清算指数９の算出がある。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・ＮＹダウ
さらに下値を試す展開となった。。それでも移動平均線や基準線からの乖離も大きく底堅さも見られ、週末に大きく戻したことで底入れ感が出たという見方もできる。まだ、節目を回復していないので、底入れ確認ということでもなく、底値圏での保ち合いが続くのだと思う。
予想レンジ 32,500ドル～33,800ドル
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・ナスダック指数
底堅さが見られ、ダブルボトムとなった可能性がある。ネックラインを超えているのだが、その前の窓埋めはできておらず、窓埋め完了で戻りもそこまで、となるのかどうかが注目される。窓埋め完了からの保ち合い継続と考えて置いた方がいいのではないかと思う。
予想レンジ 13,000ｐｔ～13,500ｐｔ
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・日経平均
移動平均からの乖離が大きいにも関わらずさらに下値を試す動きとなった。急反発となったが、ここからは上値も重く、まだまだ下値模索が続くと思う。
予想レンジ 30,500円～31,500円
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・ＴＯＰＩＸ
雲を割り込み、遅行スパンもローソク足を割り込んで「三役逆転」となった。売り時代となったので戻れば売りというっことで上値が重く、下値模索が続くと思われる。
予想レンジ 2,200円～2,300円
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・ドル円
25日移動平均線のサポートを確認しながら高値圏での推移が続いている。ここからも25日移動平均線や基準線にサポートされながら強含みに推移して行くと思われる。
予想レンジ 148.0円～150.0円
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・米国10年国債利回り
急騰して高値での保ち合いとなっている上髭でのダブルトップ（毛抜き天井）となる可能性もあるが、高値圏での保ち合いが継続となる可能性の方が高いと思う。
予想レンジ 4.70％～5.00％
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・今週の相場見通し
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