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株式市場、先物・オプション市場

 上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続き方向感に乏しい展開か・・・

2023-09-20
おはようございます。
 
 暑さ寒さも彼岸までとなりそうなのだが、それでもまだ暑い日が続いている。株式市場は日経平均に影響の大きな銘柄と高配当が期待される銘柄とでは大きく値動きが違っているなど選別色が出ている。米国でも半導体関連銘柄が相変わらず冴えない動きとなっており、相場のけん引役となるべき銘柄群が冴えない動きで、相場全体の上昇を阻んでいるというような感じだ。

 つまり、指数と個別に買われている銘柄では全く違う動きとなっており、「指数に騙されるな」ということだ。株式市場では昔は「木を見ず森を見ろ」というように相場全体の方向感が大切にされていたが、足元では「森よりも木を見」た方が市場で何が起こっているのかわかりやすいということだろう。米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合が終わり、金融政策の方向感が見られれば相場全体の方向感も出てくると思うがそれまでは高配当利回り銘柄などが買われるのだろうが、全体としては上がれば売られ、下がれば買われるということになるのだろう。

日経平均採用銘柄の上値の重さが目立っているが、先物が33,000円を割り込むと買戻しが入るという状況であり、配当落ち後の33,000円台固めとなっている。引き続き33,500円を超える状況でもなく、33,200円~300円あたりでの動きが続くと思われる。まだまだ保ち合い継続ということなのだと思う。
 
米国株は軟調となったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は値持ちも良く、本日の日本市場は意外としっかりとした動きになるのではないかと思う。米FOMCや日銀金融政策決定会合を控えて、上がれば売られ、下がれば買われるような方向感に乏しい展開が続くのだろう。日経平均の銘柄入れ替えや中間配当取りの持高調整で一方向に動きやすいのでいったん動きが出ると大きく動くこともあるのだろうが、高配当利回り銘柄などを中心に底堅さも見られるのだろう。
 
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