月初の買いは入るのだろうが・・・　空売りが積み上がるかどうかということだろう・・・

おはようございます。
　
　昨日は綺麗なスーパームーンが見られた。やはり月を見るとどことなくハイな気分になれていいと思う。株式市場もそろそろ上値も重くなったものの、しっかりと戻しており、暴落、急落懸念が薄れている。ただ、逆にここまで戻すと上値も重くなりそうだ。それでも、今日から9月ということで月初の買いも期待される。７月、8月と月初が高値となっており、今回も戻してきたところであるだけに月初の買いで上昇したところが高値となる可能性も高い。

　今晩は米国で雇用統計の発表もあり、中国の景気動向が気になるところでもあり、そして来週は先物・オプションのＳＱ（特別清算指数）算出があり、日経平均採用銘柄の入れ替えの発表もあるのだろうし、波乱要因というか大きく売られる要因も多い。さらに再来週には米ＦＯＭＣ（公開市場委員会）や日銀金融政策決定会合があり、米国での利上げ、そして日本でも金融緩和の終了などが取りざたされれば大きく下落となることもありそうだ。空売りが積み上がるか、あるいは信用収縮懸念が強まるか、いろいろと見ておかなければならないことも多くなるのだろう。

一目均衡表の雲の上限（先行スパン１）に上値を押さえられるか、一段上昇して32,800円あたりの節目を試すことになるのか、という感じだがいずれにしても月初の買いで押し上げられたとしてもそこがいっぱい、いっぱいということになりそうだ。これまでの想定している32,000円～33,000円を中心とした保ち合い相場に変わりないということで良いと思う。
　
米国株はまちまちで方向感に乏しく、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。ただ、月初の買いが期待され寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しなども含めて買い直されるのではないかと思う。空売りが積み上がれば値持ちの良さからの踏み上げ相場も期待できそうだ。積極的に買い上がるようなことはなさそうだが、月初の買いに空売りが積み上がれば意外高ということもあるかもしれない。
　
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