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株式市場、先物・オプション市場

 米国株同様に手仕舞い売りに押されるか・・・ 特に売り急ぐこともないのだが・・・ 信用収縮懸念が強いということなのだろうか・・・

2023-08-25
おはようございます。
 
 昨晩もまだ暑い夜だったが、鈴虫の声が大きくなった。それにしても暑い夏だが、そろそろ終わりに近づいているということなのだろう。株式市場も昨日の日本市場での動きは堅調な展開で底入れ感が強まった感じだったが、米国での動きを見ると案外売られ始めると売られるものだという感じだった。出来高が出来ていなかったということでやはり、買われたというよりは売られなかったから高かったということなのだと認識された。こうなると戻れば売りという状況であり、戻れば売り、ということが戻らなくても売りということになるのかどうかが注目される。

 米国での大幅下落もジャクソンホールでのFRB(連邦準備制度理事会)議長の講演を控えての手仕舞いの買戻し一巡からの売りだとすれば、この売りの中に再度空売りがどの程度入っているかということになる。下がるから売るという状況なので空売りが積み上がり難いがしっかりと積み上がっていれば議長の講演が終われば買戻しが入り再度戻り相場となるはずだ。積み上がっておらず、手仕舞い売りに押されたということであれば、戻れば売りという状況になって空売りが積み上がるかどうかが今後の相場の方向を決めることになりそうだ。信用収縮懸念が強まるとさらに売りが売りを呼ぶ展開になるのだろう。

32,500円を目指す方向に行くかと思われたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことで改めて32,200円~300円水準での上値の重さが確認された形となる。再度下値を試す動きとなるのだろうが、31,800円あたりで下げ渋るか、31,500円~600円水準まで下落となるか、買い戻し次第ということなのだろう。
 
米国株が軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。32,000円台を固めての戻りも期待されたが、再度32,000円を割り込んで下値を試すことになりそうだ。売り急ぐ理由もないが買われすぎ感が強い銘柄も多く、再び信用収縮懸念が強まれば意外に大きな下落となるのだろう。それでも、指数に影響の大きな銘柄に空売りが増えており、買戻しでの底堅さが見られれば下げ渋りとなるのだろう。
 
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