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 月初の買いは期待できるのだろうが・・・ とりあえず、寄り天には気を付けてみよう!

2023-08-01
おはようございます。
 
 今朝は曇り空で少しは涼しくなるのだろうか。それにしても今年の夏も暑い夏になったが、地球温暖化というよりはやはり「ヒートアイランド現象」なのだと思う。株式市場も昨日はヒートアップした感じで大きく上昇したが、特に買い上がる材料があったということでもなく、買戻し、踏み上げ相場という面も強いと思う。個人投資家が気軽に空売りができるようになってから上昇局面では買い戻しが相場を牽引するというケースも多くなっている。

 日証金ベースでしかわからないが、昨日も日経平均レバレッジなどに空売りが積み上がっており、踏み上げ相場となると上値を試す動きになってくるだろう。加えて積み立て投資などの月初の買いも期待され、特に何がどうしたという理由がないなかで買いが入るというケースも多くなるだろう。そうした月初の買いが入り上昇すると買われすぎということで空売りが増える、そしてさらに踏み上げ相場となるというケースもある。一方で、7月の月初の買いのように一気に買い戻しが進むと一気に手仕舞い売りに押されるということになる。いずれにしても特に理由のないなかで右往左往することになる。ただ、根底には金融緩和の終了が始まっていることは頭に入れておいた方が良いと思う。

節目とみられる33,200円~300円を試す動きが続くのだろうが、月初の買いでどこまで指数が押し上げられるかということになる。踏み上げ相場となれば33,500円あたりまでの上昇も期待されるが、買われすぎ銘柄も多く買戻し一巡後に手仕舞い売りが嵩むと上値の重さが確認されて、再度32,800円あたりまではあっさりと下がることになるのだろう。
 
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことや月初の買いが期待されて、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。決算発表に反応して右往左往するものも見られそうだが、指数に影響の大きな銘柄に空売りも積み上がっており、買戻しを急ぐ動きもあって堅調な展開となりそうだ。ただ、実際に金融緩和の終了が始まっていることが確認されており、金利が大きく上昇するようなことがあれば、買戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。
 
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