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株式市場、先物・オプション市場

 月初の買いで堅調な展開が期待される・・・ 上値の節目は抜けないと思うが・・・

2023-07-03
おはようございます。
 
 梅雨空でどんよりとした天気だが、雨は降っていない。それでもこの時期は蒸し暑く、不快指数は非常に高い感じだ。株式市場は週末の米国株が高かったこともあり、また月初の買いも期待されることから買い先行となりそうだ。ただ、日銀短観の発表から始まり、米国での主要な経済指標の発表、そして米国の独立記念日の休日などもあり、波乱含みなのだろう。世界的な金余りということが続いているが、企業業績という意味では経済が絶好調ということでもなく、日本の株高もバブルには違いないので、上がれば売りと考えておいた方がいいのではないかと思う。

 日経平均も高値圏での保ち合いという状況が月初の買いで上に抜けるかどうかということでもあり、抜けたとしてその後水準を維持できるのかどうかということになる。つまり、今の日経平均が割高かどうかということなのだが、日経平均に寄与度の高い銘柄が割高となっていることは否めない。ただ、日経平均バイアスがかかっているので常に割高という状況にある。しかも現状では割高感が強いから空売りが積み上がっており、日経平均が買われると買戻されてさらに日経平均を押し上げるという状況にある。それがバブル相場であり、まさに現状はバブル相場なのだ。何かのきっかけで下がる場面もあるだろうし、一つのきっかけが月初の買いが終わり、決算発表前の手仕舞い売りということになるかもしれない。

33,200円水準で下げ渋りとなった感もあり、今度は33,500円を目指すことになるのだろう。ただ、大きな流れとしても33,800えんを超えるまでは保ち合いの中ということで32,500円~33,800円程度の範囲で動くのではないかと思う。
 
週末の米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことから、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。積極的に買い上がるような材料があるということでもなく、朝方発表される日銀短観でサプライズのあるような数字が発表されれば、その数値に反応することになるのだろうが、まだ保ち合いの中での動きであり、買い先行となった後は上がれば売られ、下がれば買われることになると思う。
 
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