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 月末の売りに押されるのか!? 月初の買い期待で下げ渋るか!?

2023-06-30
おはようございます。
 
 梅雨の合間だが、まるで梅雨が明けたような天気だ。ただ、まだ蝉も鳴いておらず、実際は梅雨明けということでもないのだろう。株式市場も日本株は急騰となって再度上昇かと思われたが、やはり上値は買い切れないというような展開になっている。米国市場でも好調な経済指標が発表されても素直に好感されるということでもなく、まだまだ本格的な業績相場にはほど遠いということなのだろう。

 今日で6月も終わり、今年も半分を過ぎたことになるが、日経平均はいささか上がりすぎのような気もするし、バブル再来というような状況なのだと思う。バブルが弾けるときは金融政策の変更が見られる時でもあり、これまでの金融緩和がいつまでも続かないことが示されれば買えない銘柄も多くなってくると思う。まだそこまで行かないとは思うが準備は必要ということであり、月末や月初、そして金融政策決定会合の度に取りざたされる可能性もあるのだろう。上がれば売られ、下がれば買われる展開だと思うが、下がれば売られるということも想定しながら動くと良いだろう。

33,200円を割り込むかあるいは33,500円を抜けるかということになる。33,200円を割り込むと33,000円というよりは32,800円水準が「節目」として意識されるのではないかと思われる。一方、33,500円を超えると33,800円水準が上値目途となるのだろう。
 
米国市場に方向感は見られず、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も右往左往しながら方向感に乏しい展開となったことで、本日の日本市場は冴えない展開となりそうだ。週末、月末、期末ということでの持高調整の売りも嵩みそうで、買戻し一巡となったものから売られることになるのだと思う。朝方発表される都区部のCPI(消費者物価指数)などを見てインフレ懸念が強まるようであれば、大きく売られることもありそうだ。買える銘柄も少なくなっており、少なくとも上値は重いだろう。
 
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